新庄剛志監督の「起用がズバリハマった」 岩本勉氏が開幕3連戦の采配を称賛
岩本勉氏が開幕カードを勝ち越した北海道日本ハムファイターズ・新庄剛志監督の采配を称賛した。
■開幕3連戦を振り返り
岩本氏が3月29日から31日に行われたパ・リーグ開幕カード3連戦を振り返った今回の動画。話題は千葉ロッテマリーンズ対日本ハムへと移る。
同氏は「開幕カード、ファイターズはZOZOマリンでマリーンズと戦いました。2勝1敗、 伊藤大海が開幕戦に勝利して、 2戦目こそ(ロッテの)種市がナイスピッチングをしてね。 3戦目は終盤9回に大逆転があって、ファイターズが非常に盛り上がった」とコメント。
そして「日曜日勝って、エスコンに帰る。非常に盛り上がる話やんか」と解説した。
■新庄監督の采配を称賛
さらに岩本氏は「1番の特徴は、1戦目、2戦目のメンバーが同じだった。新庄政権になってから、2戦連続同じスターティングラインナップだったのは初めて」と指摘。
続けて「3戦目は佐々木朗希が先発ということで、少し打線をいじり。 その2つの試合で、調子のいいバッター。キャッチャー田宮の打順を上げてみたりね。調子の良い選手を前倒しで打線に活発さを与える。そういう起用がズバリはまって、1勝1敗のラバーマッチ3戦目の9回にそれがハマり、 逆転劇で勝利した」と振り返った。
■エスコンでも楽しみ?
日本ハムの現状について岩本氏は「投げるほうも打つほうも、一部の選手を除いて、ヒットも生まれている。ホールドも抑えもついている」と指摘。
そのうえで「みんなが開幕している、そういった状態であるファイターズ。エスコンに帰ってどんな戦いを見せるか楽しみやね」とコメントしていた。
■9回に逆転勝利でカード勝ち越し
1勝1敗で迎えた3月31日のロッテ対日本ハム。
9回表1点ビハインドで迎えた日本ハムは1アウト1塁から、田宮裕涼選手が右中間へ飛球を放つ。これをロッテのセンター・和田康士朗選手とライト・山口航輝が追うも交錯し、落球。1塁からランナーがホームインし、同点となる。
続く水野達稀選手がライトに勝ち越しタイムリーを放って逆転。9回裏は田中正義投手が抑えて、ロッテとの開幕3連戦を勝ち越した。