超猫好き男がルームメイトを半殺しに 室内飼いを拒否され「ぶっ殺す」
親切心から家に迎え入れてあげた男が、続々と猫を連れて帰るように…。困り果てた女性が「飼うなら外で…」と提案したところ、攻撃されて重傷を負った。
猫が好きで、何匹も拾って家に連れてきた50代の男。しかしルームメイトに反対されて逆上し、「このクソアマ」と罵ったうえ発砲した容疑で逮捕された。『FOX 35 Orlando』などアメリカのメディアが伝えている。
■発砲した男を逮捕
8日、アメリカ・フロリダ州リー郡で暮らす女性が、同じ家で暮らすルームメイトに10回も銃で撃たれる事件が発生。重傷を負った女性からの通報を受け、保安官が駆けつけて保護した。
保安官はその後、現場にいたグレン・ホワイト(59)という男を発見。「ホワイトと口論になり、銃で撃たれた」と女性から聞き、ホワイトの身柄を確保した。
このとき女性は意識こそあったが、下肢に7発、肋骨周辺に2発、指に1発の銃弾を受けていたため、すぐに近くの病院に搬送された。
■猫を連れて帰るように
捜査を進める当局は、女性とホワイトの関わりについて概要を発表。「ホワイトはしばらく暮らしていた家からの退去を求められ、行き場を失った」「そんなホワイトに女性が救いの手を差し伸べたところ、ホワイトは猫3匹を連れて女性の家に身を寄せた」と説明した。
しかしホワイトはよほど猫が好きだったようで、外に出るたびに猫を見つけて連れ帰る。わずか数日のうちに猫の数は増え、6匹も女性宅に住みついてしまったというのだ。
■「飼育は外で」にブチギレ
困った女性は、「外で飼ってほしい」「猫はベランダに出す」と通告。ホワイトも納得して女性を自室に入れたが、よほど腹を立てていたらしく、いきなり銃を取り出して発砲。「このクソアマ」「お前なんかぶっ殺してやる」などとわめきながら繰り返し発砲し、女性に重傷を負わせた。
「お願い、撃つのはやめて」と女性が懇願したところ、ホワイトはさらにキレて銃口を頭に向けたが、女性は「通報させてほしい」と要求。隙を狙ってダイニングルームに駆け込み、そこから通報に成功したのだという。
当局は、ホワイトの保釈金を2万5,000ドル(約378万円)に設定。「4月8日には出廷が予定されている」と複数メディアが報じている。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)