トイレ個室でホームレス男性が性被害に 突然入ってきた男に股間を触られ…
使用中だったトイレの個室に突然入ってきた男によって、股間を触られる被害にあった男性。しかし被害者がホームレスだったことで、トイレを利用したことに批判の声が上がった。
アメリカで、トイレの個室にいた男性にわいせつ行為をした疑いで、男が逮捕された。『Local 10 News』『iHeart News Radio』などが報じている。
■トイレで襲われた男性
17日午後12時45分頃、アメリカ・フロリダ州で暮らすホームレスの高齢男性が、ショッピングモールを訪れた。同モールの一角にあるバスターミナルに向かい、そこのトイレを利用したそうだ。
個室トイレに入った男性が用を足して身なりを整えていたところ、その個室に突然男A(38)が押し入ってきた。男性がカギをかけていたかは不明だが、男性は股間をつかまれたという。
■持っていたナイフで反撃
男性はとっさにポケットにあったナイフを取り出して、Aの手を切りつけて反撃。驚いたAはその場から逃げだした。
すると近くで目撃者していた男性が、Aを取り押さえようとしてもみ合いに。警察が駆け付けたときには2人は殴り合いのケンカをしており、Aが目撃者を殴りつけている様子であったため、捜査員らは2人の間に割って入りAを取り押さえたという。
■わいせつ容疑で男が逮捕
Aは手のあたりにケガを負い、大量の汗をかいて叫び声を上げるなど、不安定さが見受けられたため病院に搬送された。なお、男性および目撃者はケガもなく無事だったようだ。
のちに警察は、わいせつ行為、暴行、強盗容疑など複数の罪でAを逮捕・起訴した。捜査員によると、Aには前科があり、過去に強盗や暴行などで有罪となった後、何度か服役したことのある人物だという。
Aの認否は不明だが、再犯という事情から保釈は認められていない。
■ホームレスのトイレ利用に批判の声
Aが逮捕されたニュースが報じられると、ネット上では「ホームレスを襲うとか最低」「絶対に強盗目的ではない。変態性犯罪者は一生刑務所に閉じ込めてほしい」「犯罪を繰り返すとか、もう救いようがない」などとAに批判的な声が集まった。
一方で、「トイレのドアのカギくらい閉めなさいよ。襲われても文句は言えまい」「バスを使う予定もないのに、バスターミナルのトイレを使わないでほしい」「トイレットペーパーを盗んでたでしょ。ホームレスのトイレ利用は規制すべき」などと、男性のトイレ利用自体に批判的な声も集まっている。
・合わせて読みたい→女装男がモールの女子トイレで盗撮し逮捕 「逃して」と頼むも実刑の可能性
(取材・文/Sirabee 編集部・宮 ちてら)