バウアー、メキシカンリーグで短期契約 ヤンキース戦登板でMLB復帰へアピール

前DeNAのトレバー・バウアーが、メキシカンリーグのディアブロス・ロホスと短期契約し、ヤンキース戦で登板することを発表。日本のファンからもエールが送られている。

トレバー・バウアー

昨シーズン横浜DeNAベイスターズでプレーしたトレバー・バウアー投手が日本時間19日、自身の公式X(旧・ツイッター)を更新。メキシカンリーグのディアブロス・ロホス(メキシコ・レッドデビルズ)のメンバーとして、24日に行われるニューヨーク・ヤンキース戦に登板することを発表した。

【投稿】メキシカンリーグでの登板を発表


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■1ヶ月間の短期契約

バウアーは、「ディアブロス・ロホスのメンバーとして3月24日に行われるヤンキースと対戦する」と報告。さらに「スプリングトレーニング期間の代わりに、4月11日から5月8日の間、ディアブロスで5試合に登板することに同意しました」と明かす。

その意図として、「万が一MLBからオファーが来たとしても、すぐにローテーションに加わることができる」と明かし、「日曜日に会えるのを楽しみにしているし、メキシコの野球を皆さんにお見せできるのが待ちきれない」と結んでいる。

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■MLB復帰を模索するも…

MLBで通算83勝を挙げ、2020年にはサイ・ヤング賞を獲得したバウアー投手は、女性から性的暴行の疑いで訴えられ、2022年に長期の出場処分を受けた。後に不起訴となるも、MLBでは出場機会が得られず、2023年にベイスターズが1年契約での獲得を発表。19試合に登板して10勝4敗、防御率2.76の好成績を挙げた。

女性とは昨年10月に和解が成立したことを発表しており、MLBへの復帰を模索していたが、昨年12月には厳しい現状を示唆していたことも。

今月11日(現地時間10日)には、米国でプロ契約を目指す選手たちによるトライアウトプログラム「アジアンブリーズ」に参加。ロサンゼルス・ドジャース傘下のマイナーチームと対戦し、3回2安打無失点、球速は自己最速タイの約159キロを記録していた。

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■「がんばれ」日本からもエール

バウアー投手の発表に、日本のXでも「バウアー」がトレンド入り。

ファンからは「日本はもう選択肢に入らないってことか」「バウアー無双見たいけど、もうMLB復帰しか眼中にないんだろうなぁ」「NPBでやってほしかったけど、オファー来たら即退団でMLB復帰みたいな身軽さはNPBじゃ無理だろうしね」「なんかフラれた気分」と残念がる声が。

また、「横浜ファンとしては寂しいけど、メジャー復帰に向けて活躍を期待してるよ!」「横浜戻ってこないかななんてほんのちょっとだけ期待してたから寂しさはあるけど夢叶うまで挑戦だもんね、がんばれ! ありがとう!」「昨年横浜に来てくれてありがとう。バウアー投手がMLBに戻ることが叶いますように」とエールも寄せられている。

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