阪神タイガースのOP戦最下位に佐藤義則氏が苦言 「昨年日本一チームの野球じゃない」

17日終了時点で1勝11敗1引き分けとオープン戦最下位の阪神タイガース。佐藤義則氏は苦言を呈す。

阪神タイガース

元阪急ブレーブスの佐藤義則氏が、自身のYouTubeチャンネルでオープン戦最下位の阪神タイガースに苦言を呈した。

【動画】佐藤義則氏がオープン戦最下位の阪神に苦言


関連記事:阪神タイガースが連覇に向けて注意することは? 佐藤義則氏が解説

■17日の中日対阪神戦を振り返り

佐藤氏が17日に行われた中日ドラゴンズ対阪神タイガースのオープン戦を振り返った今回の動画。

中日が4対0で勝利したこの試合に「今日も完敗という感じで負けてしまった」と話し、先発した才木浩人投手を中心に試合を解説した。

関連記事:借金14で最下位の中日ドラゴンズ 谷繁氏は「本当に腹が立ってきて、いい加減」

■オープン戦1勝の阪神に苦言

阪神がオープン戦1勝11敗1引き分けで、最下位となっていることを「どう思うか?」と質問された佐藤氏は「どう思うって、それが力なのかなと思わざるを得ないけど、打線的にね。点数を取ってないもん 」と指摘する。

続けて「そこが今年の俺が1番心配するところで。勝てないっていうのは、逆転負けも何試合もあったんだけど、今日(17日)のノーアウト満塁、こないだのノーアウト1塁3塁でも、点数が取れてないっていうところに、もうちょっと危機感を持って、野球をやったほうがいいんじゃないかなと思う」と苦言を呈した。

関連記事:徳光和夫、読売ジャイアンツ野手陣の守備に苦言 「気の毒だなと…」

■5チームが阪神を倒すために…

佐藤氏はさらに「5チームが阪神を倒すためにかかってくるわけだから、やっぱり良いピッチャーも当てて来られると、そんなに打てないからね。いくら打線が良いと言ってもね」と話す。

そして「そこをどれくらいクリアできて波に乗っていけるかっていうのも、もうぼちぼち連勝したりしていかないと、ずるずる行く可能性はないとは言えない。1勝しかしていないで、11敗もしてるわけだから、これは去年日本一になったチームの野球じゃないよ」とバッサリ。

また、「反対にオリックスなんか1位だからね、やっぱり。山本由伸が抜けて去年吉田正尚が抜けてって言ってるけども、それでもオープン戦の成績を見たら今、1位になってるからね」と語っていた。

関連記事:阪神タイガースのオープン戦7連敗に田尾安志氏が提言 「12日からは勝ちに…」

■中日3連戦で2敗1分け

阪神はオープン戦9連敗を喫したあと、千葉ロッテマリーンズ戦で初勝利した。

ところが17日から行われた昨年最下位の中日ドラゴンズ3連戦で、初戦に引き分けたあと、連敗。とくに打線が不調で、3連戦で2完封を許し、3得点のみという結果だった。

佐藤氏は苦言を呈しているが、OBの掛布雅之氏や田尾安志氏など、複数の野球解説者が「心配ない」と楽観視。解説者のあいだでも見解がわかれている。

【Amazonセール情報】ココからチェック!

次ページ
■佐藤義則氏がオープン戦最下位の阪神に苦言