篠田麻里子、『離婚しない男』撮影前の不安と葛藤明かす 「じつは何度も泣いて…」
『離婚しない男』での大胆演技が話題となった篠田麻里子。最終回を終え、出演オファーに悩んだことや、撮影前に何度も葛藤した当時の心境について明かしている。
AKB48の元メンバーで女優の篠田麻里子が18日、公式インスタグラムを更新。16日に最終回を迎えたドラマ『離婚しない男−サレ夫と悪嫁の騙し愛−』(テレビ朝日系)について振り返った。
■過激なラブシーンも話題に
鈴木おさむ氏が脚本を手がけた同ドラマは、主人公の新聞記者・岡谷渉(伊藤淳史)が、離婚後に娘の親権を得るべく、妻・綾香(篠田)の不倫の証拠を集めるというストーリー。
篠田と不倫相手役の小池徹平の過激なラブシーンなどが反響を呼び、見逃し配信の再生数がテレビ朝日の歴代全番組でトップを更新するなど、大きな話題を呼んだ。
■オファーに「悩んでいました」
篠田は伊藤や小池、水野美紀ら共演者との記念撮影のショットを投稿すると、改めて無事に最終回を迎えたことを報告。「まずはお声をかけてくださったおさむさん。プロデューサーやスタッフの皆様。原作の大竹玲二さん。そして視聴者の皆様。本当にありがとうございました」と感謝する。
「今だから言えますが、今回お話を頂いた直後はあまり前向きではなく、むしろネガティブに捉えてしまい悩んでいました。刺激的なシーンも含めて、自分にはできないんじゃないか…という不安のほうが大きかったんです。そこだけ悪目立ちするんじゃないだろうか、私だけでなく周りの人も傷ついてしまわないだろうか…その責任まで考え始めると、もう自分の手に負えないんじゃないかって」と、かなり悩んだことを振り返った。
■撮影前にも葛藤
その一方で、「面白さ」も感じたことに触れ、「自分の中では『大きな賭け』というか、この役はとっても怖い反面、チャンスにも見えました。それにもし、自分じゃない誰かが演じている綾香をテレビで観たら、絶対に悔しいだろうなって」と引き受けることを決意したという。
それでも撮影前は「毎日身体が震えるほど怖く、不安で眠れない日々でした。1人で子育てをしながら本当にこの役ができるのだろうかという葛藤で、じつは何度も泣いていました」と打ち明ける。
しかし撮影に入ると、伊藤をはじめとするキャストやスタッフに温かく迎えられ、すぐになじめたことを明かした。