寺院で覚醒剤を使用し暴れ回った男 仏像が刺さり死亡に「バチが当たった」
寺院で覚醒剤を使用し、攻撃的になった1人の男。まるでカルマのように、仏像が胸に突き刺さり…。
今、ある男の末路に世間が苦笑していることを、シンガポールの『AsiaOne』や『Mothership』が報じた。
■寺院内で覚醒剤を使用
物議をかもしているのは、タイのチョンブリー県バンブン地区に暮らしていた、49歳のエクという男だ。
彼は2月27日、地元の寺院にて、友人で僧侶のベストさんとともに覚醒剤を使用した。しかし気分が高ぶり興奮したエクは、次第にベストさんを攻撃するように。
暴力的になったため、ベストさんは助けを求めて逃げ、警察に通報した。その間、エクは寺院内に建てられている銅像を次々に破壊すると、本堂に立てこもったという。
■本堂内で血を流し倒れる
警察が到着すると、彼らが入って来られないよう、本堂の窓と扉全てに施錠をしたエク。警察は彼が銃器を所持していることを疑い、しばらく本堂の外で様子を伺った。
その後、警察は降参するよう、エクに対し冷静に説得。だが本堂内からは、何の反応も返ってこなかった。
そこで警察がドアを破壊し本堂内に押し入ると、床には血だまりができており、その中心で倒れているエクを発見したという。
■ブッダの頭が突き刺さる
警察が意識を確認したところ、エクの体にはブッダの仏像の頭が突き刺さっており、誰もがその光景に仰天。
警察から逃れようとしたエクが、本堂内に建てられている大きな仏像によじ登っていたところ滑り落ち、その衝撃で壊れた仏像が刺さったのではないかと考えられている。
またエクは、事故の数日前から寺院に滞在しベストさんと過ごしていたといい、覚醒剤の使用が発覚したベストさんも寺院から追放された模様だ。
■世間にも衝撃
司法解剖の結果、仏像はエクの心臓と肺を貫いており、死因は失血死だった。この事故に対し、世間からは驚きの声が多数寄せられている。
「これはカルマだ」「寺院内をはじめ、僧侶や仏像の前では無謀な行為は慎むべき」「神様は本当に存在して、私たちを見ているんだと改めて思った」という声も。
ほかにも「信じる信じないは自由だけど、敬意を示すべき」「バチが当たった」「怖すぎる」など、衝撃を受けた人は多いようだ。
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)