小学生も読める漢字3文字、なぜか読めない大人が続出し… 無理ゲーすぎる正体にネット民驚愕
関西地方で「東京都」と書かれた看板に遭遇。「とうきょうと」ではない予想外の読み方が、ネット上に波紋を与えているのだ。
■京都のエリア分け、千年以上前にルーツが…
東京は「東東京」と「西東京」でエリアが分かれるが、果たして京都もそのようにエリアを区分しているのだろうか。
こちらの疑問に対し、山科区の担当者からは「京都では一般的に、東京都や西京都といった呼び方をしません」との回答が。京都では一般的に、市内北部を「洛北」、市内西部を「洛西」といったように「洛+方角」の組み合わせで呼ぶことが判明した。
これは、かつて平安京が中国の都市・洛陽(洛陽城)を手本とした背景が由来となっているという。
なお、担当者に「東京都」の表記を見た際の読み方を確認したところ、「通常使用される表現ではありませんが、京都市内で看板を見た際は『ひがしきょうと』と読むと思います」との回答が得られた。やはり「どこで目にしたか」という点が、重要になってくるようだ。
■計3つの「東京都」店舗が…
続いてHonda Cars公式サイトを確認したところ、今回話題となった山科三条店に「宇治小倉店」と「U−Select伏見」を加えた計3店舗が「東京都」エリアの店舗に区分されていると判明。
しかし残念ながら、エリア名に「東京都」(ひがしきょうと)を採用した経緯について、本田からの回答は得られなかった。関西地方で「東京都」の3文字を目にした際は、注意が必要かもしれない。
■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力と機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。
・合わせて読みたい→ブックオフで出会ったラノベ、挟まっていた用紙に衝撃走る 「自分かと思った」の声も…
(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)