胆嚢手術のはずがパイプカットされた男性 「娘が欲しかった」と悲痛
病院側のミスで、望んでもいないパイプカット手術を受けた男性。恋人との子作りを考えていたなかでこの事実を知り、大ショックを受けた。
手術の予定が1日ずれたせいで、病院職員が勘違いしたか…。予定していなかったパイプカット手術を施されてしまった40代男性について、『Daily Mail Online』など海外メディアが伝えている。
■パイプカットに衝撃
つい先日のこと、アルゼンチンで暮らす男性(41)がコルドバにある病院に到着。火曜日に胆嚢の手術を受けるはずだったが予定が変わり、水曜日午前9時頃に手術室に運ばれた。
手術が終わり病室で目覚めた男性は、看護師に信じがたい事実を伝えられた。胆嚢の手術ではなく、誤ってパイプカット手術が行われたというのだ。
子作りを望んでいた男性は大変なショックを受けたが、同日中に手術室に戻り、予定していた胆嚢の施術も終えた。
■カルテに「胆嚢」と記載も…
メディアに経緯を明かした男性は、「成人した息子が3人いるのですが、僕はずっと娘が欲しいと思っていたんです」と告白。それなのに望まない避妊手術を受けたのだと述べ、医師らからは「元に戻せる可能性は低い」と説明されたことも明かした。
男性は「本当に腹が立ちますよ。無力にも感じています」「それに、なぜこんな間違いが起こったのか、僕には理解できないんです。カルテのあちこちに『胆嚢』という語が書き込まれていたのですから」「専門家には、『子供を作りたいのなら人工授精を』と言われています」とも語っている。
■弁護士のコメント
男性さんの弁護士によると、この病院では水曜日に胆嚢の手術を行うことはまずないのだという。しかし予定が1日ずれたため、今回の医療ミスが発生。現在交際中の女性と子供をもうけるつもりだった男性にとっては、あまりにも大きな痛手となった。
この件について報道で知った人たちからも、驚きの声が多くあがった。「精路再建手術で元に戻せる可能性もあるのではないか」という声のほか、「養子を迎えてはどうか」「すでに3人の息子がいるという点は恵まれていた」「早く回復することを祈りたい」というコメントもネット上に書き込まれている。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)