古い廃屋を購入した男性が豪雨明けに歓喜 「庭にすごい“お宝”を発見」
「改修して売ればいい」。そう考えて購入した古い家の敷地に、「あるお宝」が…。改修を経た家は、予想を遥かに上回る高額物件に生まれ変わった。
中古物件を購入したことにより、思いもよらない幸運に恵まれることもある。とてもラッキーな男性の経験談を、『The Mirror』など海外メディアが紹介している。
■古い家を購入した男性
2020年、アメリカ・テキサス州で暮らすジョン・レイノルズさんが取り壊し寸前の廃屋を購入した。寝室は3つあるがボロボロで、そのままの状態では誰も暮らせない。そこでジョンさんはさっそく改修を開始し、「良い投資になる」「後で売ればいいのだから」と考えた。
そんなある日のこと、ジョンさんが暮らす地域が稀に見る豪雨に見舞われた。買ったばかりの家の近くで暮らす親切な隣人は庭を見て心配し、ジョンさんに連絡を入れたという。
隣人から「すごい雨ですね。お宅の庭にあるプールの状態を確認しましたか」と言われたジョンさんは、「プールはありませんよ」と答えた。しかし隣人は、「ありますよ」と言って譲らなかった。
■偶然知った事実に衝撃
ようやく雨が止んだあと、庭の状態を確認しに行ったジョンさんは、まさかの光景を目の当たりにした。雑草と泥だらけの庭だと思っていたのに、激しい雨が表面を洗い流したせいで、埋もれていた「プール」の一部がむき出しになっていたのだ。
「パティオの一部。いや花壇かもしれない」と思いながらもじっくり見てみたところ、庭に大きなプールがあることが判明。重い泥に埋まっていたこともあり「表面が割れているかもしれない」と心配したが、時間をかけてきれいにしたところ、プールの状態は良く使用可能であることも明らかになった。
■男性の喜び爆発
家の中に溢れたガラクタを始末し、改装と改修を済ませたジョンさん。プールも美しく仕上がったことから、「この家を手放せるかどうか、今の僕には分からない」と話している。
安く購入した家ではあったが、買値の約11倍の価値がある高額物件に生まれ変わったそうだ。
この経験を回顧したジョンさんは「宝くじの当選券を偶然見つけたような気分です」「物件を購入したときは、自分のプールで泳ぐことになるなんて思ってもいませんでした」と語った。
■中古物件で幸運ゲット
アリゾナ州で暮らすあるカップルは古い家に移り、キッチンの改装を開始。その工程で壁を取り壊したところ金庫があったため中身を確認したところ、大量の酒、書籍、現金5万ドル(約751万円)などが入っていたそうだ。
またミネソタ州で暮らす男性は、家を改築中に1930年代に発行されたレアなコミック本を発見したため、オークションに出品。すると驚くような高値がつき、最終的に17万5,000ドル (約2,627万円)で落札されたと明かしている。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)