素直に謝っておけば… 約7割が「失敗をごまかそう」として起きた悲劇とは
もしもなにか失敗したときには、どのような対応を取るのが正解なのだろうか。
なにか失敗をしたときには、素直に謝罪したほうが誠実に思われるかもしれない。しかしながら怒られるのが怖いなどの理由からなんとかごまかそうとして、さらに面倒な結果を招いた人もいるようだ。
■約7割「失敗をごまかそうとして…」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女800名を対象に実施した調査では、全体で68.1%が「失敗をごまかそうとしてさらに面倒なことになった経験がある」と回答した。
男女別で見ると、男性が72.9%、女性が63.5%となっていた。
■料理の味付けを失敗して
料理を失敗してしまった30代女性は、「あまり自炊をしないのにめずらしく料理をしているときに、味付けを失敗してしまったことがありました。このままでは食べられたものではないと思ったのですが、捨てるのはもったいないと思って…。なんとかできないかと、いろいろと調味料で調節してみたんです」と当時を振り返る。
さまざまな方法を試みるが失敗したようで、「しかしいろいろと足しているうちに、さらによくわからない味になってしまいました。私は味の調節を諦めて、なんともいえない味の料理を我慢して食べることにしたんです。その失敗から、さらに料理をしなくなっています」とも話していた。
■プレゼントでごまかそうとして
束縛の激しい彼女に嘘をついた20代男性は、「昔付き合っていた彼女が束縛してくるタイプで、女性のいる飲み会に行くのを禁止されていました。ただ社会人である以上は、完全に避けるのは無理だと思うんです。そのために彼女には内緒で、女性もいる会社の飲み会に行くことにしました」と語る。
しかし彼女にバレたためにプレゼントでごまかそうとしたがだめだったようで、「なぜか彼女が、女性がいたことを知っていたんです。かなり責められたので、お詫びにプレゼントを買って渡しました。すると彼女は『プレゼントで解決するつもりなの?』と、また怒ってしまって…。完全に、対応を失敗しましたね」と続けた。
■ごまかすと面倒になる
ネットユーザーからは、「わからないまま作業して失敗を怒られ、ごまかすようになると面倒なことになる」と失敗をごまかすのはよくないとの投稿も。
さらには、「失敗は誰にでもあるけど、その時のリアクションこそが一番大事。嘘をついてごまかす人や、黙ってほとぼり冷めるのを待つよう人は信用されない」と失敗したときの対応の重要さを語る人もいた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女800名