恋の節目を迎えた人は約1割 「別々の道を歩む人への片思いを昇華させるために」
同じ学校で過ごす最後の日に、片思いに区切りをつけたという人も。
■卒業式の日に告白
Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女800名を対象に実施した調査では、全体で13.1%の人が「卒業式の日に告白した(された)ことがある」と回答した。
なお男女別に見ると、男性は14.4%、女性は11.9%という結果になっている。
■同じ大学に通うことがわかり告白しなかった
編集部が話を聞いた30代の男性は、「高校の卒業式で同級生に告白するつもりでいたら同じ大学の同じ学部に通うことがわかって、もしかしたらこの先お近づきになれるかもしれないと思ってやめたことがあります」と述べた。
そのときの勘は間違っていなかったようで、同じサークルに入り仲良くなれたそう。結局お付き合いをすることはなかったが、告白して気まずい状態にならずにすんでよかったと振り返った。
■片思いを昇華させるために告白
卒業式当日、クラスメイトに告白したという30代の女性は、「中学のとき、同じクラスの子がずっと好きで、高校も別々になることがわかっていたので片思いを昇華させるために告白しました」と述べた。
恋が実ることはなかったが、好きだという気持ちに対して誠実にお礼を言われて、この人を好きになってよかったなと思えた恋の終わりだったそう。
■結果はどうあれ気持ちが切り替えられる
卒業は別れの儀式でもあり、新たな生活への第一歩でもある。それは大切に育んできた恋心にも言えること。互いに別々の道に進むのであれば、どのような結果になっても気持ちが切り替えられるタイミングでもあるだろう。
調査結果では卒業式の日に告白を経験した人は約1割だったが、何らかの形で恋に区切りをつけて新たな毎日に向かった人はもっといるのではないだろうか。学生時代において大きな節目となる卒業式。今年卒業式を迎える学生たちを祝福するとともに、淡い記憶がよみがえった人もいるのでは…。
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(取材・文/Sirabee 編集部・蒼羽 結)
対象:全国10代~60代男女800名 (有効回答数)