結婚式で自分の世界に浸る新郎に非難の嵐 Apple Vision Pro装着し夢中で撮影
自身の結婚式に、Apple Vision Proを着用した男性。写真撮影や披露宴の際も、外すことはなかったという。
結婚式は新郎新婦だけでなく、参列者にとっても記憶に残るものであり、できれば平穏に終えたいものだ。しかし今、あるカップルの結婚式に注目が集まっている。アメリカの『NEW YORK POST』やイギリスの『Daily Mail』が報じた。
■結婚式にApple Vision Pro装着
2月10日、新郎のジェイコブ・ライトさんと新婦のキャンブリーさんが、アメリカ・ユタ州の山々を見渡せる風光明媚な場所で結婚式を行った。
ところが、スタートアップのAI企業でソフトウェア開発者として働くジェイコブさんの行動が今、世間で物議を醸している。
参列者との集合写真や披露宴の最中、なんと3,500ドル(約52万円)のApple Vision Proを装着し、自分の世界に浸っていたからだ。
■「結婚式で着けていい?」
Apple Vision Proとは、頭に装着するヘッドセット型の空間コンピュータ。最高画質とともに、ダイナミックな映画やパノラマ写真、アプリのコンテンツなどが楽しめる。
発売前から楽しみにしていたというジェイコブさんは、購入後にはこれの使用にハマってしまい、キャンブリーさんに「結婚式にも着けていっていい?」と尋ねるほどだった。
キャンブリーさんはそれを一度却下したものの、ジェイコブさんのあまりの熱中ぶりに、開始前のレセプションだけ使用を許可したという。
■新婦は新婦にドン引き
だが結婚式当日、写真撮影の時間になると「やっぱりApple Vision Proを着けて撮影したい」と言い出したジェイコブさん。
キャンブリーさんは必死に「まだダメよ。帰るまで待ってちょうだい」と注意したものの、彼女が目を離した隙にちゃっかり装着し、披露宴でも外すことはなかった。
純白のウェディングドレスを着用しカラフルな花束を持つ美しいキャンブリーさんだが、表情は明らかに困惑し、夫に引いている様子が写真からしっかりと伝わっている。
■世間から批判が殺到
キャンブリーさんは「ジェイコブがこれをしている間は、なるべく見ないようにしているの。ちょっとキモいからね。その間は好きにやらせているのよ」と呆れ顔で話す。
世間の人々からは「夫の返品は受け付けてますか?」「このふたりは今頃、離婚届を書いているだろうな」といった冗談が飛び出した。
他にも「彼女の表情が全てを物語っている」「先が思いやられる」「これに夢中で将来育児放棄しそう」など、ジェイコブさんへの批判が相次いでいる模様だ。
■ヘッドセットで撮影の新郎に困惑の新婦
#JustMarried pic.twitter.com/c8FQms30WT
— Jacob (@jahvascript) February 10, 2024
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(取材・文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)