裕福な家庭の息子と恋に落ちた女性 義両親の壮絶な嫌がらせに負けずゴールイン

息子の交際に反対する親からの壮絶な嫌がらせ。結婚式では、ウェディングドレスに赤いペンキをぶちまけられてしまった。

結婚・結婚式・逃亡

名作『ロミオとジュリエット』のように、両家の「格」の違いによる認められない恋は現代においてもあるようだ。

あるカップルは男性の両親が交際に猛反対し、婚約するとそれが嫌がらせへと変わったという。アメリカの『NEW YORK POST』が報じた。

【画像】ペンキをかけられたウェディングドレス


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■裕福な家庭の男性と交際

メキシコに暮らすアレクサンドラさんという女性が、このほど海外の掲示板『Reddit』に、自身が義両親から受けた壮絶な嫌がらせを書き込んだ。

アレクサンドラさんは、数年前から裕福な家庭で育った男性と交際していたが、男性の両親はごく一般家庭で育ったアレクサンドラさんを「金目当てだろう」と言って交際に反対。カップルはたびたび嫌がらせを受けたが、その都度反発しながらついに婚約した。

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■ウェディングドレスにペンキぶちまけ

それを知った男性の両親は、とんでもない行動に出た。母のモープさんは心臓発作を装い、「体調不良になったのはあの女(アレクサンドラさん)のせいだ」と主張。全額治療費を支払うようにと、無理な要求をしてきた。

カップルはそれにも負けず、2月18日に結婚式を挙げることを決定。だが義両親は参列を拒否したどころか複数の人を雇って、アレクサンドラさんの純白のウェディングドレスに赤いペンキをぶちまけさせ、会場は叫び声に包まれた。

アレクサンドラさんは「私の母が見せたとても悲しそうな表情。それが本当につらかった」と明かしている。

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■義両親は四面楚歌に

さらに参列者全員との記念撮影の最中、警察が会場へ。義両親が「麻薬を所持している人が」と通報したのだった。不審物は見付からず警察は去り、なんとか結婚式は終了した。

だが、彼らの嫌がらせはまだ終わらなかった。新婚旅行を前に息子のパスポートとビザを隠すなどして、旅行を阻止しようとあくまでも抵抗したという。

そうした嫌がらせは次第に周囲の人々に知れ渡り、義両親は現在、近隣住民ばかりか市内でも「有名人」となって、四面楚歌の状態にあるという。

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■命の危険を危惧する人も

この投稿に対し、世間の人々からは「完全に自業自得」「最低な義両親だね」といった批判が殺到した。

一方で、「安全のため、もっと離れた場所に暮らしたほうがいい」「子供が生まれたら、矛先はそっちにも向かいそう」など、アレクサンドラさんたち夫妻の今後を心配する声もある。

近年、「毒親」という言葉を耳にする機会が増えた。親がわが子を大切に思うのは良いことのはずだが、その思いが強すぎたり、偏っていたり、ましてや誰かをひどく傷つけたりすることだけは避けなければならない。

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■ペンキをかけられたウェディングドレス



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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ

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