神社に突如現れた巨大で神々しい白狼、その「素材」知ったネットユーザーから驚きの声
こだわりが半端ない、オオカミの造形物が驚愕。材料と工夫ポイントを知るとさらに驚く。
■ジブリ作品「もののけ姫」から着想を得て
廃材で作ったのにも関わらず、荘厳で迫力のある目を見張る作品だ。この狼を作ろうとした意図やきっかけは?
「ジブリ作品にある『もののけ姫』の山犬に乗ってるシーンを見て、いつか作りたいなぁと思って制作し、実際乗れるものを制作しました」(加治さん)
作品の大きさは387×151×118cmで、製作日数は約4週間だという。こだわった部分は?
「骨格から再現し、廃材がどんな廃材か分かるように加工し、毛並みなどを表現しているところです」(加治さん)
■材料の廃材には身近なものも
廃材にはどのようなものを使っているのか。
「使用材料は建具の板端材、筋交いの切れ端、鰯の展示用材料の余り、片栗粉の空箱です」(加治さん)
片栗粉の空き箱はちょっと身近なものなので、少し親近感も湧く。
これまでどのくらいの数の廃材作品を作ってきたのかを問うと、「約70種くらい作りました。匹数にすると約2400体になります」(加治さん)との衝撃の回答。すごい…。
捨てられるはずの様々な廃材に再び命を吹き込み、ここまで立派な作品を多数作っている加治さん。これからも驚きのリサイクルアートで、私たちを楽しませてくれるはず…!
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(取材・文/Sirabee 編集部・黒森ぬぬ)