子供のトラブルで母親同士が激突 「おたくの子とは頭の出来が違う」発言も
娘とその親友が、学校のペア学習が原因で不仲に…。保護者間の話し合いもうまくいかず、激しい言い合いになってしまった。
「子供たちが遊ばなくなった理由を正直に伝えたせいで、相手の保護者にキレられた」と言う女性。悪いのはズバッと言ってしまった女性か、それとも事実を受け止めることができない相手の親か…。
■ペア学習でトラブルに
海外で暮らす女性Aさんの娘であるソフィーさんは、長いあいだカットさんという名の少女と親しくしていた。
成績はソフィーさんのほうが良く、ミドルスクールに入る頃には差が目立つようになったが、授業中に課されるペア学習はカットさんと組んで頑張っていたようだ。
だがカットさんはミスが多く、そのせいでソフィーさんは苦労が絶えない。それを知ったAさんはソフィーさんにカットさんとのペア解消を勧め、ソフィーさんもそれに従った。
それからというものふたりは不仲になり、ソフィーさんは別の少女たちと遊ぶようになったという。
■誕生日に元親友は呼ばず
そんな中、誕生日を控えるソフィーさんはパーティを企画。さっそく呼びたい友達をリストアップしたが、そこに元親友であるカットさんの名前はなかった。
それを知ったカットさんの母親Bさんは腹を立て、Aさんに連絡。「なぜカットを呼んでくれないの」と聞かれたAさんは、「ソフィーが呼びたい子を招待する気よ。カットさんとうちの娘は仲良くしていないはず」とBさんに伝えた。
■事実を伝えて口論に
「どうしてカットと仲良くしてくれないの」と聞くBさんにAさんは苛立ち、「そもそもおたくの子とソフィーは知的レベルが違うの」と言ってしまった。
腹を立てたBさんは「うちの子の頭が悪いと言うのね」「あんたってマジで最低」と声を荒らげたが、Aさんに「頭が悪い」と言った覚えはない。
それなのに責められて不愉快な思いをしたAさんが、ネット掲示板『Reddit』に「悪いのは私なのでしょうか」と書き込んだ。
■「言い方が悪い」という意見
投稿を読んだユーザーは「Aさんが悪い」と判断。「頭が悪い」とは言っていないものの、「知的レベルが違う」と言った時点で同じことを言ったも同然だと説明した。
また、ペアの解消を勧めたAさんこそがふたりの不仲を招いたと一部ユーザーは指摘し、「成績がちょっと良いからといって人を見下すべきじゃない」「Aさんはそんな態度を娘に許可すべきじゃなかった」と書き込んでいる。
さまざまな教科で取り入れられるペア学習にはメリットも多いが、トラブルも少なくない。「消極的で孤立しがちな児童・生徒がペアを作れない」「どうしても苦手な相手と組まされ苦痛になった」という子供も多いことから、慎重な導入を求める声もあるようだ。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)