腰にペンチの柄が刺さったまま救急搬送された男性 雪かき中の転倒が原因
仲間と除雪作業をしていた男性が滑って転倒した瞬間、腰の片側にペンチの柄が突き刺さってしまった。
腰に突き刺さったペンチの柄を必死に抜こうとしたが、どうしても抜けない。予想以上にひどい怪我を負っていた10代男性について、『FOX 35 Orlando』などアメリカのメディアが伝えている。
■雪かき中にハプニング
アメリカ・カンザス州で暮らすジョーイ・ジーマンさん(15)が、友人と一緒にせっせと雪かきに励んでいた。そんななか凍っていた地面で足を滑らせ、尻もちをついてしまった。
その時、農場暮らしのジョーイさんが常に携帯しているペンチの柄が、腰の片側に深く突き刺さってしまったという。
■刺さった柄が抜けず
自分の体に何が起こったのか分からずにいたジョーイさんだが、視線を落とした瞬間に事態を把握。すぐさま自力で引き抜こうとしたが、柄は想像以上に深く刺さっておりまるで動かない。
パニックに陥ったジョーイさんは、近くにいた友人の母親を大声で呼び、救いを求めた。
■内臓にはダメージなし
ジョーイさんは駆けつけた救急隊に保護され地元の病院に搬送されたが、そこでは治療が難しいと判断され、ヘリで別の病院に移動。刺さったままだった柄を、ようやく除去してもらったという。
腰の骨を折っていたが臓器は無傷で、このまま完治する可能性が高いそうだ。すでに自宅に戻り静養しているジョーイさんは、メディアの取材に応じて「今後は十分注意して雪かきしたいです」と語った。
■「冗談かと思った」と話す母親
ジョーイさんの母親は「(息子から連絡があったとき)まったく信じることができませんでした」「この子、しょっちゅうふざけるんです。怪我をしてもちっとも気にせず、治るまで放置することが多くて…」などと語った。
それでも病院に行ったと聞き、「大怪我を負ったに違いない」と確信。治療を受けてようやく帰宅したジョーイさんに、「雪の日にはペンチを持ち運ばないようにね」と声をかけたという。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)