阪神タイガースが連覇に向けて注意することは？ 佐藤義則氏が解説
阪神タイガース連覇の可能性は80パーセント以上と語る佐藤義則氏。そのなかで「気をつけなければいけないポイント」を指摘。
■阪神連覇の可能性は？
昨年の日本シリーズ以来のYouTubeチャンネル更新となった佐藤氏。今回は阪神の春季キャンプを視察した感想などを語っていく。
動画終盤、阪神連覇の可能性について佐藤氏は「優勝とは言わないけど、 確率的には高いんだけども、そこまで言えないけど、80%は硬いかな」と話す。
続けて「あとはよそのチームがどれだけ補強をして、阪神を倒すかなって。 こちらに向かってくるんで、そこをチームがどれだけ対応できるかっていうのは今年の見どころかなというふうに思って、（キャンプを）見てきました」と語った。
■阪神が注意すべきことは？
連覇を目指すうえで「阪神が注意するべきこと」について佐藤氏は「故障とかがないかぎりは、普通にやれれば（連覇できる）」と持論を展開する。
そして「1番はやっぱり打つほうだと思っているよ。勝てるときは、誰かが打たなくても誰かが打つんだけど、それがみんなが打てなくなるということがある。まだみんな若いんでね」と指摘。
そのうえで「率的に2割7、8分打てればいいんだけど、佐藤にしてもやっぱり そこまで行ってない、2年間でね。率を上げてくれれば、問題なく優勝するけど、打てなくなったときにどうするかっていうのが、1番かなと思うんだけどね 」と話した。
■打線がどうがんばれるか
さらに佐藤氏は「去年はあれだけフォアボールを選んで成功したけど、今年は相手が逃げないで攻めて来られたときにどうするんだと感じがするんだけどね」とコメント。
そして「（連覇）できそうだよという感じだよ。できるとは言わない。80%ぐらいはピッチャー、バッターを見て、去年の通りできれば、できるだろうと。可能性は80%以上あるかな」と予想。
一方で「ただ、あとの5球団がどれだけ補強をして、阪神を倒そうというふうに思ってくるかってとこになるんだけどね 。良いピッチャーを当ててくるだろうし、打線がどうがんばれるかというところになるんじゃないかな。俺の予想はね」と語っていた。
■昨年は2位に11.5ゲーム差をつけて優勝
2023年は2位の広島東洋カープに11.5ゲーム差をつけて優勝した阪神。今季も優勝候補筆頭に挙げられている。
その一方で各球団が阪神を研究してくることや、各球団が阪神戦にエースを持ってくる先発ローテーションを組んでくることも予想されるだけに、「昨年のようにはいかないのではないか」という声もある。
