岡田彰布監督は阪神タイガースの正捕手を誰に? 中西清起氏が予想
坂本誠志郎と梅野隆太郎が争う阪神タイガースの正捕手。中西清起氏が予想する岡田彰布監督の起用法は?
元阪神タイガースの中西清起氏が、自身のYouTubeチャンネルでタイガースの正捕手争いを分析した。
■阪神の正捕手争いはどうなる?
昨年開幕戦でマスクをかぶり、シーズン途中で戦線を離脱した梅野隆太郎選手について中西氏は「梅野のキャリアからすると悔いの残る1年だったと思う。ゲーム数が72試合と足りてないし、最後戦線を離脱したのは痛かったし、本人も悔しかったと思いますね」と話す。
そして梅野選手が離脱後、レギュラーに定着した坂本誠志郎捕手には「梅野と遜色ない。前半から併用で使っていたんで。梅野がずっと試合に出て、急にリタイアして坂本が出たというわけではないので、そういう意味で梅野が離脱しても、坂本がマスクをかぶれたということじゃないですか」と持論を展開した。
■岡田監督の起用法は?
スタッフは「坂本選手が頭角を現してきて、坂本選手と梅野選手のレベルの差みたいなところが、たぶん昨年に比べてもまったくない。 むしろ坂本選手のほうが高いんじゃないかと言われるくらいの評価になってきているのかなと思っているんですけど、今年に関してはどのような形で想定されていますか?」と質問する。
これに中西氏は「まあ、併用でしょう。半々くらいになるんじゃないですか? シーズンが終わってみたら」と語った。
■オープン戦で相性を見ることも?
さらに中西氏は「梅野は昨年組んでいない投手とオープン戦で組んでいって、どんな感じでリードをするのかを見極めて判断する。組んでいなかった投手とオープン戦中は組ませといて、相性を見るということはあると思う」と解説。
続けて「間違いなく併用だと思いますよ。どっちがメインでということはないと思う。どっちがかぶっても梅野のほうがだいぶ上だよなとか、坂本のリードが悪いとかそういうことはないので。ピッチャーの相性で、勝率がいいほう、ゲームを作っていける。これらを見極めながら、バッテリーを組ませると思う」と話していた。
■8月に梅野選手が離脱
2023年、岡田監督はキャッチャーを梅野選手と坂本選手の併用に。8月になり、梅野選手が死球を受けて骨折し、戦線を離脱した。
代わりにレギュラーとなった坂本選手が攻守に活躍し、日本一に貢献。高いレベルでの正捕手争いがどうなるのか、注目されている。