スーパーで遭遇したイチゴ、奇妙すぎる形状にギョッとしたが… 「意外な正体」で二度驚く
スーパー店頭で発見したひと粒があまりに巨大すぎる苺。思わず目を疑う光景に、驚きの声が多数寄せられた。
■この形状には「美味しい理由」があった
バグだろ pic.twitter.com/yRSV8Ih3mm
— JK(ジャンカー) (@i9_15900ks) January 7, 2024
ポスト投稿主・JKさんは、イチゴを発見した際の詳細について「スーパーで見つけました」「周りのイチゴは普通のサイズなのに、このパックのものだけ、私の手のひらほどの大きさがあり、驚きました」と、振り返っている。
そこで、JA全農ふくれんの担当者にこちらのポストを確認してもらい、形状の「レア度」について尋ねてみることに。
すると担当者は「このようなイチゴの発生率は多くはないですが…」と前置きしつつ、「『博多あまおう』では特別珍しいものでもありません」と断言。
続けて「イチゴは先端にいくほど糖度が高く、この形状のイチゴは先端部分が多いこと、果実が大きく着色にかかる成熟日数が長いことから、甘くて美味しいイチゴとなります」と、その意外な正体について説明してくれたのだ。
「人は見かけによらぬもの」とは言うが、この言葉はイチゴにも適用されるようだ。
■「世界最重量」でギネス認定されたことも…
「博多あまおう」の故郷は、九州の北東端に位置し、温暖な気候に恵まれた福岡県。
同品種の魅力について、JA全農ふくれん担当者は「他県では生産されていない『博多あまおう』は、福岡県の数ある名産品のなかでも、人気が高い逸品です。赤くて光沢の良い見た目の良さはもちろん、糖度が高い一方で酸味もあり、甘酸っぱさを感じるバランスのとれた食味が魅力です」と、力説している。
「大きくて美味しい」と全国で評判の博多あまおうは、日本国内だけでなく海外でも高い人気を誇り、香港を中心に諸外国へと輸出されているのだ。
現在は更新されているものの、過去には「世界最重量のイチゴ」として、ギネスワールドレコーズに認定された背景もあり、そのサイズ感は人気と同様に「ワールドワイド」であることが窺える。
店頭で「巨大な博多あまおう」を発見した際は、ぜひその美味しさと甘さを確かめてみてほしい。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)