日本一高いビル『麻布台ヒルズ』、開業後のリアルな評判 「迷路みたい」という意見も…
昨年11月に開業した「麻布台ヒルズ」。現地を訪れると、「自分が今どこにいるか分からない」という声が聞こえてきて…。
■現地に足を運んでみると…
敷地内は、「麻布台ヒルズ森JPタワー」「麻布台ヒルズレジデンスA/B」の3棟の高層タワーと、「ガーデンプラザ」エリアで構成され、まるで一つの街のようだ。中央広場に行くと、特徴的なランドスケープが一望でき、写真を撮る人が多数見受けられた。
驚いたのは緑の多さだ。広場には水が流れ、植栽や菜園、果樹園もある。
高層階のビルばかりで無機質なイメージがあったが、これなら買い物の合間に緑を見ながらゆっくり過ごせるかもしれない。
■「どこにいるか分からない」リアルな声も
実際に歩いてみると、ネット上で指摘される「迷路」の意味が分かった。正直、施設内にあるマップやガイドをしっかり見ないと目的の場所にはたどり着けないと思う。
道に迷っていた60代女性に話を聞くと、「自分が今どこにいるのか分かりません。警備の人に2回聞いてやっと理解できました。予想以上に複雑でしたね…」（60代女性）と表情を曇らせる。実際、この女性のように警備員に道を聞く人を複数見かけた。
記者が訪れた日はまだ準備中だったが、惣菜店やスイーツ店など飲食店が多数オープンするそうだ。今後、『麻布台ヒルズ』はさらに活気を増すかもしれない。
■執筆者プロフィール
斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。旧ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。
チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。
今期の推しは、『正直不動産2』（NHK）、『院内警察』（フジテレビ系）、『不適切にもほどがある！』（TBS系）。
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（取材・文／Sirabee 編集部・斎藤聡人）
