古市憲寿氏、『セクシー田中さん』相沢友子氏のコメントに… 「あんまりじゃないか」

『セクシー田中さん』の脚本を担当した相沢友子氏の「初めて聞くことばかり」というコメント。これに古市憲寿氏は…。

古市憲寿

社会学者の古市憲寿氏が8日、自身の公式X(旧・ツイッター)を更新。ドラマ『セクシー田中さん』(日本テレビ)の脚本を担当した相沢友子氏の「初めて聞くことばかり」というコメントに疑問を呈した。

【ポスト】古市氏の疑問


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■条件提示するも…

同作は昨年10月に放送されたが、この脚本をめぐるトラブルを、原作者・芦原妃名子さん(享年50)がSNSで告白。

「漫画に忠実にし、忠実でない場合は加筆修正をする」「ドラマオリジナルの終盤も、原作者があらすじからセリフまで用意し、原則変更しない」ことを条件としたものの、実際には大きく改変されたために加筆修正していたことや、9話、10話の脚本を急遽自身が書いたことなどを明かしていた。(当該ポストは削除済み)

そして、1月28日に「攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい」との言葉をXに残し、29日に死去したことが報じられた。

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■相沢氏は「初めて聞くことばかり」

これを受け、相沢氏はきょう8日、自身のインスグラムに追悼メッセージを掲載する。

「芦原先生がブログに書かれていた経緯は、私にとっては初めて聞くことばかりで、それを読んで言葉を失いました。いったい何が事実なのか、何を信じればいいのか、どうしたらいいのか、動揺しているうちに数日が過ぎ、訃報を受けたときには頭が真っ白になりました」などとつづった。

また、小学館も同日、公式サイトで「芦原妃名子先生の訃報に接し、私たち第一コミック局編集者一同は、深い悲しみと共に、強い悔恨の中にいます」とコメントを発表した。

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■古市氏「あんまりじゃないか、と」

小学館と相沢氏のコメントをチェックした古市氏は「疑問に思ったのは、2023年10月10日発売の最新刊を脚本家を含め、ドラマスタッフは読まなかったのかということ。『初めて聞くことばかり』というのは、あんまりじゃないか、と。え、書いてあったけど」と投稿。

決して、相沢氏を責めたいというわけではないといい「ドラマスタッフの誰かが共有することもできなかったのか」と率直な思いを吐露。

「残された情報から推察するに、芦原妃名子さんは誰もを責めたくないという思いがあった方でしょうから、誰かを血祭りにあげるのではなくて、もう誰も傷つかないで済むように、エンタテインメントの世界が前に進んでいけばいいと思っています」と願った。

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■主な相談窓口

・いのちの電話

ナビダイヤル=0570-783-556(10時~22時)

フリーダイヤル=0120-783-556(16時~21時。毎月10日は8時~11日8時)

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