息子が公開した母親の遺書に反響 「あなたを残して逝くのが怖かった」に涙する人も
がんを患った母親に寄り添うため、仕事も辞めて懸命に尽くした息子。残されていた母親の遺書には、息子への愛情と感謝の気持ちが綴られていた。
がんで亡くなった母親の遺書を、息子が発見。それをネット掲示板で公開し、「これを見ると涙がこぼれます」「大事な人にはしっかり気持ちを伝えましょう」と書き込んだ。
■亡くなった母親
海外で暮らすマットさんという男性が、人気ネット掲示板『Reddit』に「僕の母は、がんを患い亡くなりました」「その後に母が書いた手紙を見つけたんです」と投稿した。
さらに「毎日母を恋しく思います」「この手紙を読むと涙が溢れますが、同時に笑顔もこぼれてしまう」と書き、「愛している人には、どんなに大事に思っているのか伝えてあげて」「毎日『愛している』と言ってあげてほしい」と呼びかけて、母親が残した大事な手紙を公開した。
■遺書の内容
遺書は、「マットへ。いつかこの手紙をあなたに見つけてほしい。そう思いながらこれを書いています。ママがあなたをどんなに愛しているか、あなたが知っていることを願っています」という言葉から始まっている。
さらに「あなたは誰よりも優しい子。必要なときは、いつだってそばにいてくれました。仕事を辞めれば収入が途絶えてしまう。なのにママを病院に連れて行くために、あなたは辞職してくれたのよね。本当にありがとう」という感謝の言葉が続く。
そして「ずっとあなたのことを見守っています。ママにはね、死ぬより怖いことがあった。それはあなたを残して逝くことでした。あなたは最高の息子です。また会う日まで。永遠に愛しています。ママより」と締めくくられている。
また一緒に訪れた思い出の場所に関する記述、「家族はすべて」といったメッセージも含まれていた。
■「涙溢れた」ユーザーが続出
ユーザーの多くがこの遺書に胸を打たれ、経験談などを投稿。「12年前に母が亡くなりました。今も本当につらいです」「投稿を読んで号泣してしまいました」といったコメントを寄せた。
あるユーザーは「本当に素敵な女性で素晴らしいお母さんだったのですね」「手紙が見つかって、幸運でした」「あなたがお母さんを思う気持ちがある限り、ふたりは一緒。母と子の関係は永遠に続くのです」と書き込んでいる。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)