リュウジ氏の「虚無麻婆」は肉なし&レンチンでこの美味しさ これはハマりそう…
リュウジ氏の「虚無麻婆」は極限までシンプルな材料と工程なのに激ウマ。手軽に家飲みが楽しめる1品。
さまざまなシリーズで数多くのレシピを紹介する料理研究家・リュウジ氏。虚無シリーズは材料や調理法の無駄を極限まで削ぎ落としたレシピで、普段あまり料理をしない人でも美味しく作れると人気だ。今回は、肉なしの「虚無麻婆」を編集部でも作ってみた。
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■材料は手頃なものばかり
使う材料はこちら。
絹豆腐:150g
味噌:小さじ1と1/2
味の素:3振り
しょうゆ:小さじ1/3
ごま油:小さじ1
にんにく:1/2片
黒こしょう:適量
ラー油:適量
これで大体1人前だ。豆腐は絹を使おう。調味料も家に常備しているものばかり。にんにくはチューブを使ってもOKだ。
■一瞬で作れるレシピ
「あっという間にできるから瞬きしないで」とリュウジ氏。まず、豆腐をスプーンですくって耐熱容器に入れてすりおろしたにんにくを加える。さらに、味の素、しょうゆ、黒こしょう、ごま油を入れていく。
次に味噌。入れ方に少しポイントがある。手で小さくちぎりながら豆腐の上に乗せていこう。「味噌は大豆だから、小さく乗せることでひき肉風になる」とリュウジ氏はいう。ラップをかけて600wの電子レンジで2分加熱、最後にラー油を少し垂らしたら完成だ。あれば彩りに小ネギを散らしてもいいだろう。
■思ったより麻婆…
豆腐と調味料だけなのにこんなに美味しくなるものだろうか。おろしにんにくのパンチの効いた香り、味噌の小さなかたまりの塩気とラー油のピリ辛はごはんが進む味だ。「思ったより全然麻婆。うまい、これで飯が食える」とリュウジ氏も太鼓判を押す。
レンチンするだけなので、作るのが面倒なときでも簡単におかずができる。ごはんに乗せて麻婆丼にしても美味しいだろう。簡単にできて使い勝手がいい虚無麻婆、これは覚えておきたい。
■執筆者プロフィール
池田かおるこ:グルメ、レビュー記事をメインに執筆しているライター。
日々の晩酌をいかに美味しく楽しむかは、もはやライフワークに。簡単でコスパ良し、激ウマなお酒に合うレシピを探して実践中。「特別な材料や凝った調理法はなし。でも美味しい」と思えるレシピを中心に紹介します。
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(取材・文/Sirabee 編集部・池田かおるこ)