丸山礼、TBSドラマ『すっぴんヒーロー』に主演 町の平和を守るキュートなヒーローに変身
丸山礼が、24日放送のドラマ『すっぴんヒーロー』で、悩める正義のスーパーヒーローを演じる。頑張る人たちの背中を押す新感覚のヒーロー・ラブコメディだ。
■何とも言えないスタイルに変身
丸山といえば、2021年のTBS系ドラマ『#家族募集します』で初めて連続ドラマにレギュラー出演し、演技に本格挑戦。昨年初主演を務めた『ワタシってサバサバしてるから』(NHK)では、“自称サバサバ女”の強烈なキャラクターを熱演してSNSで話題を呼んだ。
そんな丸山が今作で演じるのは、スーパーマーケットの店員として働くかたわらで、町の平和を守るために日々こっそりと活躍するスーパーヒーロー・ひろこだ。
ひろこは責任感が強く、困っている人がいたら見過ごせない性格の心優しきヒーローだが、誰もが想像する“格好いいスーパーヒーロー”の姿からは程遠く、変身すると超人的なパワーを手に入れる代わりに、「すっぴん・めがね・スウェット」という何とも言えないスタイルになってしまう。
■爽やかな警察官と恋に落ちるも…
巷で“すっぴんヒーロー”と呼ばれているひろこは、過去のトラウマから自分のすっぴんに自信が持てないため、ヒーローの姿の自分を見られないように正体を頑なに隠しながら戦っている。
そんなある日、ひろこは町の交番に赴任してきた爽やかな警察官・藤崎と出会い、一世一代の恋に落ちる。何とか初デートにこぎつけ、2人の距離が縮まっていくかと思いきや、町に怪しい悪の気配が忍び寄る。自分の正体を知らない藤崎の横で、ヒーローとして戦わなければいけない責任感と、好きな人にすっぴんを見られたくない乙女心の間で葛藤するひろこ。果たして、町の平和と恋心の両方を守ることはできるのか…。
■「現実世界のヒーロー」とは
同作をプロデュースするのは、TBS入社4年目の國府美和氏。「テレビや映画の中で活躍するスーパーヒーローたちは変身すると決まって格好良くなるけれど、現実世界のヒーローたちはどうだろう? 自分や誰かのために一生懸命戦っている人たちこそ、映画の中のヒーローみたいにピカピカのヒーロースーツに身を包むなんてできなくて、自分自身に対するみじめさや不甲斐なさを抱えながらもボロボロの姿で“敵”に立ち向かっているのではないだろうか」という思いからこのオリジナルドラマを企画した。
脚本は『パパとムスメの7日間』や『プリティが多すぎる』(NTV)などのコメディドラマを中心に、数多くの作品を手掛けてきた荒井修子氏が担当。
ステレオタイプの価値観が揺らぎ始めている今だからこそ、「どんなに格好悪くても、頑張っている人が一番格好良い。きょうもボロボロになりながらも目の前の現実と戦っている“格好悪いスーパーヒーローたち”への応援歌となるドラマになるように」という願いを込めて、コミカルで笑って泣ける物語を描いていく。