数を打つよりも… 約8割の人が「行動」するときに大切だと思っていること
最終的には、行動に移すことが大切なのは変わりないのだが…。
とにかく行動をして、数を打つのが大切だと考える人もいるだろう。一方では、よく考えてから行動したほうが結果に結びつくと思っている人も多いようだ。
■約8割「数打つよりも考えて行動」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女800名を対象に「人の行動」に関する意識調査を実施したところ、全体で78.3%の人が「数を打つよりもよく考えてから行動したほうがいいと思う」と回答した。
■女性に多い傾向
性年代別で見ると、すべての年代で女性の割合が高くなっている。女性のほうがわずかだが、慎重に行動している人が多いのかもしれない。
また男性の中でも、10〜20代が一番少なくなっているのも特徴といえるだろう。思い立ったらすぐに行動してしまう人は、若い男性に多いようだ。
■改善点を考えるべき
改善点を考えながら行動していくべきだと考える30代女性は、「仕事でもプライベートでもいえることだと思うのですが、成功しなかった方法を何度も繰り返してもまったく意味がないと思うんです。失敗が続いたら一度立ち止まって、なにか改善点はないかを考えてから行動に移すほうが効率的だと私は思っています」と考えを述べた。
しかしすぐに行動できる人をうらやましく感じる場合もあるようで、「ただ私は考え込んでしまうタイプでもあるので、なにも考えずたくさん行動できる人はうらやましいと思うところもあります。悩んでなにもできないよりは、数を打ったほうがまだましだとも思うので…」と続けた。
■とにかく行動しなければ…
数を打つことも必要だと思っている30代男性は、「若い頃に数打つタイプの営業をしていたので、その頃の癖が今でも残っています。もちろん、なにも考えていないわけではありません。ただとにかく行動しないと、なにかが始まることはないので…。とくに若いうちは、たくさんの経験をしたほうがいいと考えています」と当時を振り返る。
プライベートにも役立っているようで、「プライベートでも、すぐに話しかけて交流を持つのが得意なんです。これは行動力が問われる営業をしていたからこそ身についたものだと思うので、苦しいこともありましたが経験しておいてよかったと思っています」とも話していた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女800名