清宮幸太郎の捻挫に岩本勉氏が落胆 「キャンプ前に怪我をするのは…」
岩本勉氏が自主トレ中に左足を捻挫した清宮幸太郎に落胆と苦言。「開幕に間に合えばいい」とエールも。
元北海道日本ハムファイターズの岩本勉氏が自身のYouTubeチャンネルで、自主トレーニング中に左足を捻挫した清宮幸太郎選手について語った。
■清宮選手が自主トレ中に捻挫
清宮選手が沖縄県名護市で自主トレーニング中に、左足を捻挫したことについて岩本氏は「残念や」と落胆する。
そして「清宮幸ちゃん、キャンプ前に怪我をするの何回目やろ。怪我、体調不良、幾度かあったよね。これは周りから厳しい言葉も与えられますよ。緊張感がないとか、責任感がないとか、言われてしまうのよ」と指摘。
続けて「選手会の役員にもなった清宮幸太郎が、僕も含め周りの人たちは、先頭に立ってチームをガンガン引っ張ってくれる存在であると。2月1日からワーワー言って、活気づける1番の火付け役として期待していたはず」とコメントした。
■「厳しい言葉も飛んでしまうかも」
岩本氏はさらに「インフルエンザとか新型コロナウイルスとか、防ぎようがなかなかない離脱ではなく、グランドをウォーミングアップの際に歩いてとか言ったかな。ちょっと映像をみたけどね、突然倒れ込んだ」と語る。
そのうえで「捻挫で1カ月以上の離脱は痛いな。足首か膝か情報は入っていないんだけど、これは骨折よりも厄介だという人もいるんですよ」などと指摘する。
怪我の状況について「左足でしょ。軸足でしょ。彼自身気が緩んでいたわけじゃないよ。これはアクシデントなんだけど、周りからは厳しい声も飛んでしまうかもしれんね」と嘆いた。
■チームにとっても大きな痛手
1カ月程度の戦線離脱が予想される清宮選手に「起きてしまったことは仕方ない。1日でも早く調子を上げて、合流したときには周りがブレーキをかけて彼を見守るくらいのものを作り直してほしいかな。渋い顔になるで」とコメント。
その後も清宮選手について語った岩本氏は「僕も現役のときにね、さすがにキャンプに入る前に怪我をしたことはなかったんだわ」と嘆く。
そして「このニュースは彼個人も痛いけど、チームにとっても大きな痛手なんですよね。 大きな痛手を大きなチャンスに変える。このアクシデントがチームに良いケミストリーを起こすようなことになってくれればと思う。もう言葉を選ぶのは大変やわ。ずばり残念」と話した。
■「開幕に間に合えばいい」とエールも
キャンプ視察予定のファイターズファンに向けて岩本氏は「(清宮に)『早く帰ってきてね』という言葉もかけてほしいけれども、『無理するな、あせるな。開幕に間に合えば良いよ。開幕のスタメンはもぎ取ってくれよ』という辛抱をくわえたような言葉もかけていただきたい」と呼びかけていた。
清宮選手の怪我について日本ハムは「左足関節捻挫と診断された」と公式サイトで発表。復帰までは「約5週間の見通し」としている。