元乃木坂46の中田花奈が選ばれし女性アイドルである理由 人と運と才
27日に『かなりんのトップ目とれるカナ？』が最終回を迎え、涙。中田がいかに同番組とともに成長し、今があるかを考察。
■当初は期待の番組『トップ目』
同番組は、当時怒涛の勢いを見せていた須藤の為に始まったような番組で、その勢いは和田アキ子をも注目させ、同番組に「出たい」と発言させた程。カルーセル麻紀や漫画家の福本伸行氏の出演もあったのは、当時の勢いを表していただろう。
須藤がNMBを卒業することで、麻雀の実力次第で冠番組のチャンスがある状況になったのは、グループメンバーにとって大きなチャンスとなったはずだ。
■中田花奈の不安定な道のり
トークスキルにも長けていた須藤は、麻雀中も番組を盛り上げており、番組コンセプト上、中田も『乃木坂工事中』などで培ったバラエティスキルを発揮することが期待された。
しかし思いのほか、当初中田は『トップ目』に気合を入れていたわけではなかったようだ。後に当時の不安定な心境を中田も同番組で述懐していたように、年月を経て、同番組とともに成長をしていった。
■中田花奈の天運と天職
理想通りの女性アイドルを遂行する指原莉乃や柏木由紀のようなファン出身アイドルも多いが、中田はまさにファンらしく、アイドルとして芸能界を生き抜く強い気持ちを持っていたわけではないようだ。
同番組で麻雀と向き合いながら、芸能人としての自信を付け、今に至る中田。結果的に、同番組のポテンシャルをようやく中田が実らせてくれたとも言える。
運や人にも恵まれながら、自らのスキルを活かし立派な芸能人として成長した中田花奈の今後の道に注目したい。
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（文／メディア評論家・宮室 信洋）
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