近藤頌利、ドラマ『院内警察』で医療事故のカギを握る若き医師役に 「挫折を経験した方々に希望をあたえるきっかけになれば」
毎週金曜日よる9時から放送中の、桐谷健太と瀬戸康史のコンビが好評のドラマ『院内警察』。2月2日の放送回より、中盤戦のキーマンとなる医師役で近藤頌利の出演が決定した。
毎週金曜日よる9時から放送中の『院内警察』(フジテレビ系)。関西を拠点に活動する、ワタナベエンターテインメントの演劇集団「劇団Patch」の一員として活動中の俳優・近藤頌利の出演が決定した。
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■キーマンの循環器内科専攻医役
同ドラマは、2024年の最初を飾る金9ドラマ、桐谷健太と瀬戸康史のコンビで好評の“刑事モノ×医療モノ”2大王道ジャンルのハイブリッド作品。第4話(2月2日放送)より登場する中盤戦のキーマン、循環器内科専攻医・前川大樹役で近藤が出演決定した。
普段は舞台を中心に活躍している演劇界の新鋭・近藤が、大病院の医療ミス疑惑隠蔽のはざまに揺れる若手医師を演じ、作品の中盤に差し掛かる4・5話で更に勢いを加速させる存在に。同局ドラマ初出演、そしてゴールデン・プライム帯の連続ドラマ初出演となる。
■「うぁー、お医者さんになったー」
近藤からコメントが届いている。
近藤:前川大樹を演じます。近藤頌利です。白衣を着て病院を歩くと「うぁー、お医者さんになったー」と同時に人の命を扱う仕事をこれから演じるのかと身が引き締まったクランクインでした。大病院が隠蔽する医療事故の鍵を握る人物を演じます。プレッシャーは感じています。OAされるまで緊張が解れることはないですが、その緊張感も楽しんで撮影していました。
桐谷さんとは初共演となりましたが、同じ大阪出身で、会話は大体関西弁でさせていただいたこともあったからなのか、昔から慕っている兄貴のような感覚でした。瀬戸さんは事務所の先輩ということもありたくさんイジられました 笑
はじめましてのスタッフさんやキャストさんが多く、緊張していた僕をイジって輪の中に入れてくれて、そのおかげですぐ打ち解けられた気がします。
僕が演じた前川大樹という役は、夢を持っていたが挫折したという経験がある方などに共感される人物だと思います。1度下を向いた顔を上に上げるきっかけは誰しも違うと思いますが、この役がそのきっかけの1つになれるよう頑張ります。
■4話あらすじ
武良井治(桐谷)は、看護師の白石日向(工藤美桜)から、半年前に阿栖暮総合病院を辞めた循環器内科の専攻医・前川大樹(近藤)の話を聞く。前川は5年前に臨床研修医として阿栖暮総合病院にやってきた、明るくて勉強熱心な医師だった。そんな前川は、病院で亡くなったコメンテーター・乾井卓(中山克己)の死に関わっていた。
乾井は大腿骨頭置換術を受けたが、術後に胸の苦しみを訴えたという。担当の整形外科医・久保田雅人(荒川浩平)は原因を探るために前川に相談。前川は急性心筋梗塞を疑うと同時に、肺塞栓でないことを確認しておいたほうが良いとアドバイスをする。
その一方で日向は前川からの指示で、乾井の家族に緊急カテーテル検査が必要になること、その後カテーテル治療や手術になる可能性が高いことを伝えたという。直後、容体が急変した乾井は、榊原俊介(瀬戸)の執刀で手術を受けたものの、術後すぐに死亡していた。
日向は武良井に乾井のカルテを見せ、冠動脈造影の結果も手術記録も残っていないのはおかしい、と指摘。乾井が亡くなった直後に前川が退職届を出したことも気になるという。
乾井の死は医療ミスが原因で、それを病院ぐるみで隠蔽したのか…。病院に疑いの目を向ける武良井に対し、川本響子(長濱ねる)は病院の不正を暴こうとするのは院内交番の仕事ではない、と言って反対する。
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(文/Sirabee 編集部・ほさかちよこ)