一見普通のキッチン、致命的すぎる構造に目を疑う… 「これ詰んでる?」とネット民驚愕

物件内にシンクを運んだところ、致命的なミスが判明。水まわりをめぐるシュールすぎる光景に、同情の声が相次いだ。

「リノベーション」や「リフォーム」といった単語は、目にしただけでワクワクするもの。だが中には、チャレンジに踏み切れていない…という人もいることだろう。

なお現在X(旧・ツイッター)上では、物件の修繕時に判明した「致命的なミス」に、同情の声が相次いでいる。

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■何の変哲もない光景、と思いきや…

今回注目したいのは、築古物件再生家・eclairさんが投稿した1件のポスト。

「…。逆やん」とだけ綴られた投稿には、台所に設置されたシンクの写真が添えられている。一見すると何の変哲もない光景なのだが、よく見ると…。

シンク

なんと、水を受ける部分はシンクの「左半分」の構造であるのに対し、壁にある水道の蛇口はシンクの「右半分」の位置に設置されていたのだった。これでは水を使用する度、床がビショビショになってしまう。

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■「反転術式」「逆だったかもしれねェ…」

何ともシュールな光景はX上で話題となり、件のポストは投稿から1日足らずで4,000件以上ものリポストを記録。

シンク

他のXユーザーからは「蛇口見て、洗濯機置き場かと思った」「これもう反転術式だろ」「逆だったかもしれねェ…」「ホースをつければ解決」「これは詰んでる?」など、多数のツッコミが寄せられていたのだった。

どのような経緯でこうしたシチュエーションが生まれたのか、ポスト投稿主・eclairさんに詳しい話を聞くと…。

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■物件の詳細に衝撃走る…

まずは物件の詳細を確認したところ、こちらは20万円で購入した築52年になるアパートのひと部屋(103号室)と判明。ちなみに元下宿所で、風呂なし、洗濯機置き場なし、トイレは共用の汲み取り式…と、三拍子揃った物件とのこと。

ことの経緯について、eclairさんは「シンクを開梱して設置してから、位置が逆なことに気が付きました」「元々102号室で使用しようと思い購入したのですが、そちらはノーリフォームで客付けできたため、103号室で使用しようと試みました。しかし水まわりが壁を挟んで左右対称に設計されており、再利用できませんでした」と説明している。

やはり、気付いた際にはかなりショックだったのでは…と思いきや、clairさんは「『あちゃー』と思いましたが、新しい物を購入すれば良いだけなので、特に落ち込みもしませんでした。1人で運ぶのが大変なくらいですかね」と心境を語っており、そこまでダメージは無い模様。こちらのシンクは2階の部屋か、別の物件での使用を予定しているそうだ。

リノベーションやリフォーム、または大きめな家具を購入する予定のある人は、事前のシミュレーションを怠らぬよう、気をつけたい。

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■執筆者プロフィール

秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。

新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。

X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。

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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ

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