これは思いつかなかった… 「もやしを使ったペペロンチーノ」が想像以上のおいしさ
もやしをペペロンチーノに入れると…? ファビオ氏のワンパンパスタレシピが簡単でおいしかった。
本場イタリアで料理人としての腕前を磨き、現在はYouTubeチャンネル『ファビオ飯 /イタリア料理人の世界』で本格的なものから気軽に試せるものまでさまざまなレシピを配信しているファビオ氏が、安価で手に入るもやしを使った「もやしのペペロンチーノ」を投稿。
フライパン一つでできる「ワンパンパスタ」で非常においしかったので紹介したい。
画像をもっと見る
■「もやしのペペロンチーノ」の材料と下準備
【1人前】
・スパゲッティ 80g(1.6mmのスパゲッティーニを使用)
・もやし 100g
・鶏ひき肉 70g
・にんにく 1片
・小ぶり唐辛子 1本
・大葉 3枚
・柚子胡椒 4g
・白胡椒 適量
・水 350ml
・オリーブオイル 大さじ2
・塩 3g
鶏ひき肉について詳細は明記されていなかったため、今回は鶏むね肉のひき肉を使用。ワンパンパスタを作るときは、バリラやディベラなどつるつるとしたテフロンダイスを使うのがポイントで、太さは
もやしや鶏ひき肉といった淡白な味わいの食材を使うため、にんにくはパンチを効かせるようみじん切りに。鶏ひき肉はボウルに入れ、塩を1g、白胡椒、用意した柚子胡椒の1/3を入れてしっかり混ぜ合わせる。大葉は最後に使うので粗く切っておく。
■フライパンで完結!
フライパンに刻んだにんにく、ちぎった唐辛子、オリーブオイルを入れ、にんにくの香ばしさがオイルに移るようきつね色になるまで4〜5分加熱。鶏ひき肉を入れ、火が通りやすくなるよう少し潰し、オイルをまわしかけるようにして火を入れていく。
弱火でじっくりと加熱して両面に焼き色がついたら、肉を崩し、もやしと塩と柚子胡椒を少々入れて強火で30秒炒め、皿やバットなどに移す。
油が残ったままのフライパンに水を入れて沸騰させ、残りの塩と柚子胡椒を加え、スパゲッティを入れてお湯を回しかけながら沈める。あとはフライパンにフタをして、中火で表記時間どおりに茹でよう。残り時間2分程度になったら、一度スパゲッティを混ぜておく。
お湯が少し残るくらいまで茹でたら強火で水分を飛ばし、先ほど炒めた鶏ひき肉ともやし、大葉を入れて混ぜ、皿に盛り付けたら白胡椒とオリーブオイルをかけて完成だ。
■もやしとパスタが相性抜群
刻みのにんにくが効いていて、そこにもやしのシャキシャキとした食感、鶏ひき肉の旨味、大葉と柚子胡椒の香りがあって、和風パスタとして非常に完成度が高くておいしい。パスタ自体がオイリーでパンチのある味なので、主張が控えめのもやしと鶏ひき肉の存在がむしろ引き立つ。
動画のコメント欄では「すぐに挑戦したくなりました」「給料前には嬉しいレシピ」「家族からも大好評です」との声があがっている。ワンパンパスタで簡単に作れるのでおすすめだ。
■パスタの概念が変わる「もやしのペペロンチーノ」
■執筆者プロフィール
二宮新一:エンタメ、グルメ記事をメインに執筆している30代ライター。
グルメ記事では、飲食チェーン店の新商品、SNSでバズったレシピを中心に「料理初心者でもわかりやすく」をモットーに紹介。料理人や料理研究家を非常に尊敬しており、自身でも日夜レシピを研究している。
仕事を効率的にしようとパソコンにサブモニターを導入したが、『クッキークリッカー』を眺めるモニターと化してしまった。
・合わせて読みたい→柚子胡椒が決め手「和風悶絶パスタ」 ワンパンでこの美味しさは驚くレベル
(取材・文/Sirabee 編集部・二宮 新一)