任天堂、『パルワールド』ポケモンMOD動画に著作権侵害申請 「これは度を超えてた」
任天堂が『パルワールド』のポケモンMOD動画に対して著作権侵害申請を実施した。
19日に発売開始され大きな話題を呼んだ『パルワールド』。その発売に伴い、同作のキャラクターをポケモンに変更するMODの動画を投稿したプレイヤーが登場。今回、その動画に対して任天堂が著作権侵害申請をしたとして話題を呼んでいる。
■ポケモンMODの動画が投稿
先日発売開始され、瞬く間に600万セールスを達成した『パルワールド』。同作はポケモンライクなモンスターを捕まえ育成して作業させたり、戦ったりすることが可能であり、そのモンスターのデザインから「ポケモンに似すぎている」と話題を呼んでいた。
そんな同作のプレイヤーが個人でMODを作成し、その様子を動画投稿。その内容というのが、同作に登場するモンスターをポケモンに変更し、主人公をこれまでのアニメ『ポケットモンスター』にて主人公を務めていたサトシにする…というものだ。
■任天堂は著作権侵害申請
MODとはゲームのグラフィックや様々なデータを改造するプログラムやファイルの総称であり、一部の作品ではキャラの見た目を変更したり、日本語対応していない作品を日本語化するなど有用なものも多い。ただ、改造データであることには違いないため、一部ではMODを完全に禁止しているメーカーも存在している。
今回問題を呼んだのは、投稿された動画内でポケモンの3Dデザインが盗用されていることだろう。これを受け、任天堂は著作権侵害申請を行ない、制作者は「当分の間、私たちは慎重になりたい」として、MODの公開を控える考えを示しているという。
これに対してネット上では「ポケモンMODは流石に任天堂も見逃せないから、動き出すに決まってるわな」「流石にこれは度を超えてたし当たり前すぎる」といったファンからの反響が寄せられていた。
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■執筆者紹介
北田力也:エンタメ、ゲーム、グルメ記事を中心に執筆している20代ライター。
小学生のころ一度ゲームを引退したが、社会人になってから友人に誘われてNintendo Switchを購入したところ、その反動もあってかドハマり。『ポケットモンスター』シリーズやFPS系ゲームをはじめ、幅広くプレイしている。
なお、最近のマイブームは『Stardew Valley』で永遠と釣りをすること。
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(文/Sirabee 編集部・北田力也)