余命わずかのいとこが「バージンロード歩かせて」 結婚式の主役女性が断り悪者扱い
重病を患ういとこが「まずは私にバージンロードを歩かせて」と言い泣き出した。頼まれた女性は「でも新婦は私」と断ったが、理解してもらうことはできなかった。
結婚式を楽しみにしていたのに、いとことおばの意外な要求に戸惑った女性。「余命が短いのだから…」と考えて受け入れるべきか、それともこのまま断るべきか。女性の心は揺れている。
■おばの要求に衝撃
海外で暮らす女性(27)が愛する男性と婚約し、3月に式を執り行うことを決めた。そこで結婚の予定を親戚に伝えたところ、おばがはるばる会いに来たという。
何事かと驚く女性に、おばは「白血病を患う娘にバージンロードを歩かせてやりたい」「あなたが歩く前に、娘が歩くことを許可してほしい」と言い出した。娘とは女性のいとこで、23歳になる。
女性が父親と歩く予定のバージンロードを、いとことおじに歩かせたいと言うおばに、女性は戸惑った。
■「わがまま」と責められ…
いとこは遠く離れた土地で育ったこともあって、女性と親しいわけではない。あと何年も生きられないということは知っているし気の毒だとも思うが、バージンロードは新婦である自分が歩く場所だと女性は考えた。
そこで「それは無理」と伝えたところおばは怒り、「あなたは本当にわがままだわ」などと言い出した。
■いとこも理解してくれず
その後、おばと一緒に会いに来たいとこは女性の前で号泣。「私だってバージンロードを歩きたいもん。歩かせてくれてもいいじゃん!」と言い女性を責めた。
「でも私の結婚式なんだよ」と伝えたが、いとこは納得してくれない。「自分勝手だと思う」「気にかけてくれてもいいのに」と言われ困った女性は、「考える時間がほしい」と伝えて会話を中断した。
このまま断るべきか、それともいとこの希望を受け入れるべきか。答えを出せず悩んでいるっ女性がネット掲示板『Reddit』に投稿し、アドバイスを求めた。
■「断っても良い」と助言
投稿を読んだユーザーらは「いとことおばの要求は異常」「受け入れたりしたら、いとこは純白のドレスを用意して音楽などにもこだわる可能性がある」と判断した。
また「気持ちは分かるけれど、遠慮してほしい」「お願いされても気持ちは変わらない」と伝えるべきだと、助言している。
結婚式の主人公は、新郎新婦。そのルールを無理に変えるのではなく、いとこは別のパーティを企画すれば良いといった意見も書き込まれている。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)