髙橋海人、高評価だったオードリー・若林正恭役の役作りは… 「出されてるエッセイ本を…」
キャスト陣の再現度が凄まじいとして、昨年に高い評価を浴びた『だが、情熱はある』。同作でオードリー・若林正恭役を演じた髙橋海人が、役作りの裏話を明かす。
King&Princeの髙橋海人が、昨年にW主演したドラマ『だが、情熱はある』(日本テレビ系)について、21日オンエアのラジオ『木村拓哉 Flow』(TOKYO FM)で告白。称賛を集めたオードリー・若林正恭役の役作りについて語った。
■業界人・木村拓哉も舌を巻いたドラマ
キンプリはマンスリーゲストとして2人揃って出演し、今回は互いの演技仕事にまつわる話題に。木村は「海人なんだが、去年、業界的にも出演者のみんなも、非常にヒットしてたというか、引っかかっていたというか」「みんながみんな口揃えて『あのドラマやっべーよ!』って言ってた」と、『だが、情熱はある』の高評価に触れる。
同ドラマは芸人役を演じるキャスト陣の再現度の高さが大きな話題となったが、木村もこれを感じていたようで「あれ相当… 何した?」と再現度の秘訣を質問。
髙橋は「半生を描くっていうので、若林さんが出されてるエッセイ本を読みまして。どんなことを考えてるのかっていうのをまず知って」と、まず人となりを知るところから始めたと答えた。
■実際に若林の喋りを披露
続けて、「喋り方が特徴ある方なので、ひたすら四六時中ラジオと漫才を聴いて」「耳で聴いて、喋って、それで調節していって。元々の声が若林さんに似てる音域というか、ゆったり喋るタイプだったんで」と、称賛を呼んだ喋り方の秘訣も告白。
木村の「今ここに座ってるのは海人なんだが、今(若林で)話すことって可能ですか?」との振りにも、「全然できてぇ」と対応。「オードリーさんのラジオを聴いて…」「こえいろ… こわいろか」などと若林風に話し、木村は「今のちゃんと自分で補正する感じも… ぽかったよね」と舌を巻いた。
■ものまねになるといけない難しさも
しかし、これにはバランスもあるようで、髙橋は「これ難しいのが、ものまねになっちゃいけない」と語り、木村も「確かにそう」と共感。
「僕も拝見して、海人にそういう内容のLINEを送ったのは覚えてるんですよね」と明かし、髙橋は「木村さんから『ものまねにならず、無理をせず。ただ、ちゃんとやりにいってる』って。その塩梅がいいって褒めてくださって」とLINEの内容を明かした。
木村自身も、「誰々さんの半生を描くとか作ってみるってなると、言葉難しいけど、ものまねドラマになっちゃうと結構つらいものもあるじゃん?」「それがそうじゃなかったから、『こいつら相当面白いことやり始めたな』っていうのは、見てて思いましたね」と、高く評価したことを改めて語った。
■「スタッフも相当すごいなと思った」
結果的に内外で高く評価された髙橋だが、顔自体は若林に似ていないため、「一番最初に、『どこまで寄せてくか』っていう話をスタッフさんとしてたんです」との裏話も告白。「『できる限り、声とたたずまいとか、ニュアンスで寄せに行きます』みたいな感じで作っていった」と振り返った。
こうしたエピソードに、木村は「いやでも、あれは試みたスタッフも相当すごいなと思った」と製作側も称賛。「出演者のみんなも、相当な挑戦というか、覚悟した上での挑戦だったなって」とキャスト陣も重ねて称え、「あれはすごいな~と思いましたね」と最後まで感心していた。
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(文/Sirabee 編集部・玉山諒太)