4つの材料で作る「ヨーグルトスフレケーキ」 ふわふわ食感のおもてなし簡単ケーキ
混ぜて焼くだけ。ギリシャヨーグルトで作る「ヨーグルトスフレケーキ」は甘さ控えめで罪悪感のないケーキ。
ほんのり甘くてふわふわ食感がクセになるスフレ。ケーキ屋さんで見かけるが、自分で作るのは手間がかかるし失敗しそう。料理研究家・ゆかり氏が紹介していたヨーグルトスフレケーキは、材料4つで簡単に作れるという。スイーツ初心者の記者が実際に試してみた。
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■ポイントはギリシャヨーグルト
使うのはこの4つ。
ギリシャヨーグルト:200g
卵:3個
薄力粉:大さじ6
グラニュー糖:60g
ギリシャヨーグルトは、一般的なヨーグルトの上に出てくる水分(ホエー)を取り除いたもの。水分が少ない分、濃厚でクリーミーな味わいだ。今回はこちらを使う。もし、ギリシャヨーグルトがなければ、普通のヨーグルトを水切りして使おう。
■しっかり混ぜるのがポイント
まず、生地を作る前に、型にクッキングシートを敷いておく。次に卵を白身と黄身に分ける。白身は後で使うので、冷蔵庫で冷やしておく。黄身だけを最初に混ぜてから砂糖を加えてさらによく混ぜよう。
次にギリシャヨーグルトを入れて滑らかになるまで混ぜる。
薄力粉はダマにならないよう、ふるいにかけながら加えてまた混ぜる。続いて、冷やしておいた白身をハンドミキサーを使って30秒泡立てていく。この段階で、オーブンを200度の予熱にセットしておこう。30秒経つとキメの粗い泡が立つ。
砂糖を半分加えたら、また30秒泡立てる。残りの砂糖を加えて1分さらに泡立てよう。
柔らかい泡になって、ツノの先端がお辞儀するくらいになったらOK。
卵白を黄身の方にひとすくいしてしっかり混ぜる。2回目はひとすくいしたら泡立て器でさっくり混ぜよう。3回目は、黄身を卵白の方の器に入れて全体をふわっと筋がなくなるくらいまで混ぜる。最後にゴムベラを使って下の生地をすくいあげるようにして全体を混ぜて欲しい。
型に生地を流し込んだら、2、3回高いところから型を落として空気を抜く。さらに、左右に揺らして表面を平らにしよう。今回は、湯せん焼きするので、型が入る大きめのバットにキッチンペーパーを2枚ほど敷いて、80度のお湯を底から3cmほど入れる。200度に予熱したオーブンで15分、次に120度で45分焼いていく。
かなりふわっと膨らんだ。真ん中あたりに竹串を刺して、生の生地がついてこなければ完成。粗熱が取れたらカットして、熱いうちにいただこう。
■ふわっふわでほの甘…
ふわふわですごく軽い食感。ヨーグルトの酸味とほのかな甘さが口の中に広がる。溶けるほど柔らかいのでどんどん食べられてしまう。焼き上がったらすぐに型から取り出すのがポイント。そのままにしておくと焼き縮みするので気をつけよう。
冷蔵庫で冷やすとさらに、どっしりとした味わいに。初心者でも失敗の少ないヨーグルトスフレケーキ、おもてなしにもぴったりなのでぜひ試してみて欲しい。
■執筆者プロフィール
池田かおるこ:グルメ、レビュー記事をメインに執筆しているライター。
日々の晩酌をいかに美味しく楽しむかは、もはやライフワークに。簡単でコスパ良し、激ウマなお酒に合うレシピを探して実践中。「特別な材料や凝った調理法はなし。でも美味しい」と思えるレシピを中心に紹介します。
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(取材・文/Sirabee 編集部・池田かおるこ)