那須川天心、石川県に1000万円を追加寄付 「寄付って公開するもの?」批判の声には…
帝拳ジムなどの賛同を得て石川県へ1千万円の寄付を表明した那須川天心選手。一部批判的な声に対しては…。
格闘家・那須川天心選手が15日、自身の公式X(旧・ツイッター)を更新。令和6年能登半島地震で被害を受けた石川県に、1,000万円を寄付したことを報告した。
■前回500万円に続き…
能登半島地震に際し、今月10日には、自身のXで石川県に500万円を寄付したことを明かしていた那須川選手。今回さらに、帝拳ジムやTEPPEN GYM、TEAM TENSHINなど那須川選手に関わる人間や組織からの賛同が集まり、「TEAM TENSHIN」の名で1,000万円の追加寄付を行うこととなった。
こうした動きについて那須川選手は「関わってくれている皆さんに感謝です」としたうえで、「本当に困っている人がいる時に的確な判断や行動を出来ると言うのが大切だし、これからの時代、心の繋がりが重要になると言う事を改めて思わされました」と語る。
■大切なことは「目に見えない」
また、世界的小説『星の王子さま』の一文を引用するかたちで、「秘密を教えるよ。とても簡単なことだ。 ものごとはね、心で見なくてはよく見えない。 いちばんたいせつなことは、目に見えない」ともコメント。
最後にはこの一節に絡め、「誰もが誰かの影響で生きてると思うし影響を与えてるとも思います。俺は闘うことでみんなに見えない何かを与えたい」とつづけた。
■「寄付って公開するもの?」に対し…
こうした那須川選手の投稿に、一部からは批判的なコメントも…。それは「いちいち文章が長い」「寄付って公開するものかな」といったもの。これらに那須川選手は、自身の顔がアップされた写真を添えて無言で返信。一蹴していた。
多くの人は、那須川選手の取り組みや姿勢に感動したようだ。ネット上には「天心くんのこういう人柄がすごい好き」「素晴らしい活動」「復興が終わったら石川県に遊びに来てください」「大切なことは目に見えない。本当にそう思いました」と多くの反響が寄せられていた。