原辰徳氏は「もう1回監督をやれるかも」 デーブ大久保氏が独自見解
田尾安志氏が原辰徳前巨人監督に「もう1年やってほしかった」と持論。デーブ大久保氏は「もう1回やれる気もする」と語り…。
■巨人の2023年を振り返る
田尾氏と大久保氏が読売ジャイアンツの2023年を振り返った今回の動画。
大久保氏は「今年(2023年)は原監督がチーム一丸となって、首脳陣も選手も、最後貯金を作って終わることができたのは大きかった」と語る。
これに田尾氏は「でも、原監督はちょっと心残りがあるんじゃないのかな。 もう1年やってね、優勝を。とくに岡田監督になって阪神が優勝しているのを見てきてるわけだから。クソという気持ちはあったと思うんですよ」と話した。
■田尾氏は「原氏にやってほしかった」
話を聞いた大久保氏が「優勝して辞めたいという監督ですもんね、かっこよく。負けず嫌いですからね、原監督も」と指摘。
田尾氏は「ここでユニフォームを脱ぐというのは、自分の本意ではなかったんじゃないのかな。でも自分で決めたんでしょ? だいたいね」と質問する。
大久保氏が「そうでしょうね。もちろんなにがあったかはわかりませんけど、来季の話もだいぶしていました」とつぶやくと、「やってほしかったよね。もう手遅れだけどね」と田尾氏は語った。
■大久保氏が再登板の可能性に言及
原氏について大久保氏は「なんか、めちゃくちゃ若いんですよ、原監督って。もう1回やれる気もするんですよね、今64歳だと思うんだけど、 僕より若いですね、動きでも、食事の仕方でも」と再登板の可能性に言及する。
そして「原監督がいるのが大きいんじゃないですか。(阿部)慎之助は大変な次期に(チーム)を預かった。そこに二岡(智宏)がいるから、次(の監督)は二岡の予定な気がするんですよ。その下に桑田(真澄)がつけておく、3軍には駒田(徳広)さんがいる。巨人のOBで帝王学をさせていくんじゃないかな」などとコメントしていた。
■70代で監督を務めた人物も
原氏は現在65歳。プロ野球では野村克也氏と仰木彬氏が70代で監督を務めており、同氏の巨人監督再登板や、他球団で指揮をとる可能性もゼロではないもの思われる。
現役時代から読売ジャイアンツ一筋の原氏は監督退任後「オーナー付特別顧問」として巨人に残っている。