インディーから超大作まで良作が多かった! 幽霊坂ゆらぎが選ぶ2023年やってよかったゲーム10選
幽霊坂ゆらぎが独断と偏見で選んだ、個人的にオススメしたい2023年のゲーム10作品を紹介します。
Sirabee読者の皆さま、あけましておめでとうございます。お正月はやたらと甘いものが食べたくなるVTuberの幽霊坂ゆらぎです。
今年も既に発売が楽しみなタイトルが目白押しですが、今回は2023年に遊んだゲームの中から、特によかったと思うタイトル10個を紹介していきたいと思います。
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■パラノマサイト FILE23 本所七不思議
『パラノマサイト FILE23 本所七不思議』はSteamから2023年3月に発売された本格謎解きホラーアドベンチャーゲームです。
本作は2023年の発売タイトルの中でもトップクラスに印象深いタイトルで、口コミでのジワ売れから、コラボストアで瞬く間にグッズが完売するようになり、さらには日本ゲーム大賞優秀賞を受賞するなどゲーム外でも驚きの展開続きでした。
全編を通じてプレイヤーを引っ掛ける演出がじつに巧みで、冒頭でこのゲームを「相手を呪い殺すことができる能力者同士のデスゲーム」だと思っていると、いつのまにか本格ミステリーが始まっているんですよね。
私のイチオシは櫂利飛太と志岐間春恵の探偵&依頼人コンビで、全くタイプの違う2人が噛み合わない会話をしながら捜査を進めていくのがツボでした。また、春恵さんの魅力がつまったとあるシナリオは必見…!
しかも本作はSteam版のお値段が1,980円とめちゃくちゃ手を出しやすい金額になっているので、気軽にフレンドにギフト爆撃ができます!
■Wild Hearts
Wild HeartsはSteamから2023年2月に発売されたハンティングアクションゲームです。
本作は美しい和風な世界観で大型生物の狩猟を行なう『モンハン』ライクなゲームですが、からくりを使って空を飛ぶ、壁を構築する、敵を拘束するといった独特なアクションが可能です。
立体的なフィールドをからくりを使って縦横無尽に移動したり、あちこちにからくり装置を設置して戦闘を優位に運んだりと、ただのモンハンクローンではない、オリジナル要素が随所に光っています。
リリース直後から動作の最適化不足などに悩まされ、未だに厳しいレビューも多い本作ですが、ハンティングアクションジャンルに現れた期待の新星ということで、なんとかシリーズ化に繋げてほしいタイトルです。
■ピクミン4
ピクミン4はNintendo Switchから2023年7月に発売された探索型のアクションゲームです。
ピクミンシリーズは元々大好きなのですが、本作で私が何より嬉しかったのは、基本システムが『ピクミン2』を踏襲しているところ。日数の経過を気にせず、のんびりと遭難生活を満喫することができるのはやはり最高ですね。
地下ダンジョンの探索もボリューム満点で、相変わらず大勢のピクミンを連れて冒険するのは楽しい! 新モードである夜の探索のガチホラー感と、新キャラで相棒の「オッチン」のかわいさは必見です。
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■SANABI
『SANABI』はSteamから2023年11月に発売されたアクションプラットフォーマーです。
前回のレビュー記事に続いて早くも連続登板となった本作ですが、文句なしにプレイしてよかったと思える神ゲーです。この作品をギリギリ2023年内にプレイしていて本当に良かった…ありがとうSANABI。
ただ、本作について伝えたいことはレビュー記事で書ききってしまったのと、このゲームは詳しく書けば書くほどプレイヤーの体験を損ねる蛇足になりかねないというジレンマがあるんですよね。
なので今回はあえて本作の微妙な点を書きますが、一つは難易度です。イージーモードがあるとはいえ、一発即死ゾーンが続くゲーム後半は、そこで諦めてしまうプレイヤーが出てきそうで、非常にもったいない…。
もう一つは、翻訳の質がまだまだ十分ではないことです。
小規模開発ゲームでは日本語に対応してくれているだけでもありがたく、現状でもお話がわからないレベルの酷い翻訳はないですが、ストーリーが重要なゲームでここが改善されれば、ますます評価は上がると思います。
ちなみに、難易度については開発側も把握しているのか、前回の記事を書いた後にも何回かパッチが当たっており、リスタート可能なチェックポイントの数を増やすなど、細かい改善が行われているようですよ。
Steamでは1月19日まで20%オフのセールをやっているので、買うなら今ですね!