阿部慎之助監督の読売ジャイアンツは「最下位争いもある」 西本聖氏が予想
西本聖氏が古巣・読売ジャイアンツの今季に「最下位争いもある」と辛口予想。原辰徳前監督に采配にも苦言。
■西本氏が最近の巨人に…
江川氏と西本氏が現役時代に苦手としていた投手や現在のプロ野球を語った今回の動画。
スタッフは「巨人が2年連続Bクラスになってしまって、原辰徳さんが辞めて阿部慎之助新監督になった。昨今の巨人についてどう見ていますか?」と質問する。
西本氏は「原監督も長年やっていましたけど、ここに来て采配がすごく下手になった。思いっきりの良さがなくなったし」とバッサリと斬った。
■思いっきりのいい作戦できなかった
さらに西本氏は「マウンドにコーチが行かなきゃいけないところを監督が行くでしょ。あれはやめてほしかったね。コーチはコーチの仕事があるから」「選手は監督よりコーチが来たほうがいい」などと指摘する。
そして「采配ももうひとつね、思いっきりのいい作戦ができなかった。負けられないというのもあったと思うんですよね、ジャイアンツだから。そういうところも、もっとエンドランを多くするとかスチールをかけるとか、それはちょっと足らなかった」とコメント。
そのうえで「阿部になって今年どこまでそうするか。それも見ものですよね」と話した。
■今年の巨人は最下位争いも?
話を聞いたスタッフは「巨人の今の選手はどうですか? 戦力であったり、各選手だったりというところはなにかありますか?」と質問する。
西本氏は「秋広がちょっと楽しみかな。ほかはね、菅野もちょっと落ちだしね、戸郷もあの投げ方を見るとちょっと酷いかなという感じがします。あんまり多くは期待できない。だから今年もBクラスじゃないですか? 僕の予想はBクラス。下手したら最下位を争うんじゃないかな」と解説していた。
■トレードやドラフトで投手を補強しているが…
読売ジャイアンツは2023年に2年連続Bクラスとなり、原氏が3年契約の2年目で退任。ヘッドコーチを務めていた阿部新監督にバトンを渡した。
2023年オフはトレードやドラフトで即戦力投手を獲得。巨人OBの高橋尚成氏は今季の巨人について自身のYouTubeチャンネルで「十分優勝を狙える」と語るなど戦力を評価する声もあるが、西本氏はかなり厳しい目で見ているようだ。