中島健人、セクゾ卒業後は海外事務所と“二刀流”で活動する可能性 重なる「あの先輩」の成功パターン
3月31日でSexy Zoneを卒業する中島健人。ソロ活動は山下智久のようなスタイルになりそうだ。
「新しいグループ名に変わるタイミングで、僕はソロとして“新しい道に進みたい”と思います」──。8日、Sexy Zone・中島健人が3月31日をもってグループを卒業することを発表した。グループで高い人気を誇り、個人の活動も順調だった中島。
彼が新たな道に進むのには理由があって…。
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■4月からソロで活動
ファンクラブサイトで、中島はグループを離れる経緯に関して、「ひとりのアイドルとして、ひとりの役者として、自分が目指すべき場所に向かい、一生に一度しかないこの時間、一瞬一瞬にすべてを懸け、国内外問わず様々な挑戦をしていきたいと思います」と説明している。
グループ卒業後もスマイルアップ（旧:ジャニーズ事務所）には残留し、ソロで活動していく。Sexy Zoneは4月1日からグループ名を変更し、菊池風磨、佐藤勝利、松島聡の3人で活動を継続する。新グループ名はまだ明らかにされていない。
■セクゾ卒業を決めた理由は…
中島は2011年にSexy Zoneとしてデビュー以降、グループ内でも高い人気を誇る。近年は俳優業も好調で、2021年の『彼女はキレイだった』（フジテレビ系）や昨年の『シッコウ!!～犬と私と執行官～』（テレビ朝日系）など話題のドラマに出演。
現在放送中のドラマ『リビングの松永さん』（フジテレビ系）でも主演を務めている。そんな彼がなぜグループを離れるのか。
あるテレビ局関係者は、「中島さんは今年3月で30歳になります。数年前から、人生における節目の年齢になるにあたって、今後の方向性を考えることもあったようです。特に、俳優業に力を入れたいという思いが強くなったそうですよ」と話す。
■卒業後は海外事務所と「二刀流」か
スマイルアップは今春から、所属タレントのマネージメントなどを行う新会社「STARTO ENTERTAINMENT（スタートエンターテインメント）」として始動する（スマイルアップは被害者への補償業務に専念し、タレントはスタート社に移籍予定）。「スタート社」では、タレントが従来のマネージメント契約かエージェント契約か選択できる。
前出のテレビ局関係者によれば、中島はエージェント契約を締結する可能性が高いという。「近年、中島さんは俳優として海外で活躍する場を広げたいと考えていました。今後、より現地での仕事に注力するため、国内の仕事はスタート社、海外の仕事は現地の事務所とエージェント契約を結ぶというスタイルを取るかもしれません」（前出・テレビ局関係者）。
中島は今年、世界同時配信予定のドラマ『Concordia（仮題）』に出演する。この作品を名刺代わりに、世界進出していくことも予想できる。
■山下智久のようなスタイルで仕事
今後、国内外で活躍していくであろう中島。過去には、彼の先輩で似たような挑戦をした人がいて…。
「山下智久さんですよ。山下さんは2019年にスマイルアップに所属しながら（※2020年に退所）、ウィル・スミスさんが代表を務める会社とエージェント契約を結び、海外の仕事をサポートしてもらっていました。山下さんのケースとは少々異なりますが、中島さんもそんなふうに“二刀流”で仕事をしていくのではないでしょうか」（前出・テレビ局関係者）。
中島は世界中の人を魅了する俳優になれるか──。
■執筆者プロフィール
斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。
チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。
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（取材・文／Sirabee 編集部・斎藤聡人）
