不妊の義兄が夫に「お前の精子を分けてくれ」 受け入れがたい要求に妻は困惑

若い恋人ができて、「彼女との子供が欲しくなった」と言い出した義兄。しかし男性不妊のため子供ができずに困った義兄は、夫に救いを求めて「精子をくれ」と言い出した。

悩み・ストレス・孤独

「兄に精子ドナーになってくれとお願いされた」と言う夫。意見を求められた妻は、「いいよ」「お兄さんの恋人に精子をあげなよ」とはどうしても言えなかった。


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■子供を望む40代の義兄

海外で暮らす女性(39)が、夫(39)にショッキングな話を聞かされた。「精子の数が少ない男性不妊の兄が、子供を望んでいるんだ」「でもこのままだと、恋人を妊娠させることはできない。そこで僕に精子ドナーになってほしいと言うんだけど…」と言われた女性は、返事に困ってしまった。

自分ではない若い女性(25)が、夫との子供を妊娠して出産する…。そう考えるだけでゾッとした女性は、「考える時間がほしい」と答えるのが精一杯だった。

しかし「嫌だと感じる自分はひどい人間なのかもしれない」とも思い、考えがまとまらず困った女性は、ネット掲示板『Reddit』に投稿し、ユーザーらの意見を求めた。

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■「断るべき」の声が続々

投稿を読んだユーザーの多くは、「断ったほうが良い」と判断。「義兄と恋人の関係が破綻したら、(実の親である)あなたのご主人が養育費を求められるかもしれない」「そのようなことも想定し、まずは弁護士に話を聞くほうがいい」と回答している。

義兄と恋人が結婚していない点に注目したユーザーもおり、「この段階で子供を作るべきではない」「どうしても子供が欲しいのであれば、精子バンクを使えばいい」と書き込んでいる。

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■不妊治療など選択肢も…

さらに「精子の数が少なくても、採取はできる」「それを使って体外受精に挑戦する方法もある」「養子を迎える手もある」といった意見も出ている。

また、もし夫の精子を提供すれば、義兄の子と女性の子供は「いとこ兼きょうだい」になる。「複雑な関係を避けるためにも、断るのがベスト」と考えた人も少なくなかった。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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