孫の死を「自業自得」と言う毒母と絶縁を決意するも… 罪悪感に苦しむ女性にアドバイス

毒親だった母親が、孫の誕生によって毒祖母に。娘は「もう一生関わりたくない」と考えているが、老いた母親に対して罪悪感も…。

義母・婚約者

「お前はバカ」「みっともない顔して…」などと言う母親を一度は許した女性だったが、我が子の死を経て再び憎しみが募った。絶縁状を送りつけたものの、相手は家族ということもあって罪悪感も募り、苦しい思いをしている。


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■悲惨だった子供時代

海外で暮らす女性(45)は、批判しかしない冷たい母親(75)のせいで悲しい子供時代を過ごした。「あんたは本当に頭が悪い」「不細工な顔だね」「あんたなんか、成功するわけがない」と言われ続けた女性は、18歳の頃に妊娠して家を飛び出した。

その後にシングルマザーになった女性は何度か恋に落ちたが、悪い男にばかり惹かれてしまう。再び身ごもったときには交際相手による凄まじいDVにさらされ、妊娠30週でお腹の赤ちゃんを亡くした。

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■母親を許したが…

そんなある日のこと、女性の父親が他界。性格の悪かった母親もさすがに心細くなったらしく、疎遠だった女性に何度も連絡し「どうか私を許して」と懇願した。

繰り返し謝罪された女性は再び母親と連絡を取り合うようになったが、すぐにそれを後悔することに。母親はあっという間に以前のように振る舞い始め、再び女性を暴言で苦しめるようになったのだ。

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■息子の死後に母親と絶縁

それでも耐えていた女性が、思いもよらない悲劇に見舞われた。大事にしていた長男が、薬物の過剰摂取で急死したのだ。

我が子に先立たれ女性は悲しみに暮れたが、母親は慰めようともしない。それどころか「ま、死んでも自業自得だね」などと言い放ち、女性を傷つけた。

「この人はダメだ」と考えた女性は絶縁状を書いて送りつけたが、正しい決断を下した自信はない。母親はすでに高齢で、体も弱っているからだ。そんな罪悪感に苦しむ女性がイギリスのメディア『The Sun』の人生相談コーナーに投稿し、助言を求めた。

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■「罪悪感は不要」と助言

相談を受け付けた回答者は、女性の母親について「意地が悪く虐待的」と判断。「あなたはお母さんのサンドバッグではなく、娘なのです」「必要としていたのはお母さんの愛情とサポートだったはず」と推測した。

さらに「絶縁がベストな選択であるケースもあるのです」「罪悪感を抱く必要はありません」「お母さんはあなたに愛される価値などないし、それを自分で証明したようなものなのだから」と付け加えている。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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