「孫の教育費は任せろ」と言う両親に頼った女性 援助打ち切りに悲鳴
「お金ならある。こちらに任せておけ」という両親の善意に甘え、子供たちを学費の高い学校に入れた女性。しかし母親の病気が発覚し、計画は完全に狂ってしまった。
両親に「孫の教育費は出してあげる。心配はしなくていい」と言われ、安心して任せてきた女性。しかし援助が突然打ち切られて困っているという経験談を、イギリスのメディア『i newspaper』が伝えた。
■両親からの申し出
イギリスで子供3人を育てる女性と夫は、教育に必要なお金について心配したこともなかった。女性の両親が、「教育費は祖父母である私たちが払ってあげたい」と言ってくれたからだ。
その気前の良さに甘え、子供たち全員が学費の高い私立の学校に入学し、学校生活を存分に楽しんできた。
■「余裕がない」と言う両親
そんなある日のこと、女性の両親が「教育費はもう払えない」と言い出した。女性の母親がアルツハイマー病を患っていることが分かり、今後のケアに大金が必要になる可能性が浮上したからだ。
両親には「申し訳ない」と謝られたが、「今さらひどい」という気持ちはどうしても払拭できない。これまでずっと教育費を払い続けてくれたことには感謝しているが、自分と夫には今後も同じ学校に子供たちを通わせるお金がないのだ。
■ショックは大きく…
この件で動揺した女性は、「最初から普通の学校に行かせば良かったのかもしれません」と後悔をにじませる。そして「自分の親や義父母に教育費を出してもらう人も多いはずですが、こんなケースもあるということを知ってほしい」と今の気持ちを明かしている。
女性は転校する選択肢しかないことを子供たちには打ち明けておらず、クリスマスがすむまで黙っておこうと考えているのだという。
■批判コメントも
この女性の経験について知った人たちは両親に同情し、「子供たちならお金のかからない学校に移っても絶対に大丈夫」「これまで良くしてくれた両親を大切にしてあげて」といった意見を寄せている。
また「非は両親の善意に甘えた女性とその夫にある」と考えた人たちからは、「そもそも子供の教育費は自分で払うべき」「親を頼るなんて最低」といった声も上がった。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)