本当はよく知らないのに… 約8割が「人との会話」でやってしまった悪い癖
会話を進めていくうちに、たまに知らない話題が出てくるときもあるが…。
人との会話の中で、ときには知らないことが出てくるときもあるだろう。そんななときに「知らない」と言えず、つい知ったかぶりをしてしまう人も多いようだ。
■約8割「知ったかぶりした経験あり」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象に実施した調査では、全体で82.0%が「人との会話で知ったかぶりをした経験がある」と回答した。
男女別で見ると、男性が80.3%、女性が83.7%となっていた。
■知らない俳優の名前が出て
友達との会話で知ったかぶりをした20代男性は、「友達がある俳優の話をしてきたのですが、その人のことをまったく知らなかったんです。ただ知らないというのが恥ずかしくて、なんとなく話を合わせて聞いていました。相手に知らないことがバレていないかと、不安になりながら話していたのを覚えています」と語る。
知らなかったことがショックだったようで、「家に帰る途中でその俳優の名前を検索すると、いろんな作品に出ていてそれなりに有名な人のようで…。なぜ今まで知らなかったのかと、自分の無知さにショックを受けましたね。普段からあまりドラマや映画を観ないほうなので、知る機会がなかったのでしょうね」と話していた。
■仕事でわからないことを
わからないことを素直に伝えた20代女性は、「会社に入社して少し経った頃に、先輩が初歩的なことを知っていて当然のように話し始めたんです。しかし私はまだ仕事に慣れていないこともあり、よくわかりませんでした。知ったかぶりをしようとも思いましたが、ただそのせいで後に困ってしまうのは確実に私なので…」と当時を振り返る。
わからないことを素直に伝えたようで、「私は勇気を出して、その仕事についてよくわからないことを先輩に伝えました。すると先輩も『気づけなくてごめんね』と言って、優しく最初から教えてくれたんです。知ったかぶりをせずにきちんと聞いて、結果的によかったなと思った瞬間でした」と続けた。
■知らないことを素直に言える強さ
ネット上では、「知らないことを素直に知らないと言える。これはとても、価値のある大切な姿勢です」や「知ったかぶりは恥。知らないと素直に言える強さを持ちましょう」など、知ったかぶりをする人への避難の声も。
一方では、「よく知らないのに、知ったかぶりした」や「知ったかぶりしてしまった。ごめんなさい」など、自分が知ったかぶりして反省している投稿もあった。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女1,000名