美味しいパスタを見分ける方法は? イタリアンシェフの解説が「目から鱗」と話題
イタリアンのシェフが、美味しいパスタの見分け方をTikTokで解説。これで自宅でも、レストラン並みのクオリティのパスタが食べられる…?
パスタを買いに行き、メーカーや値段がピンキリで困ってしまったという経験はないだろうか。今、イタリアンシェフが「パスタの選び方」について解説した動画に注目が集まっている。『AsiaOne』などの海外メディアが報じた。
関連記事:不味いと評判の「早ゆでパスタ」は本当に美味しくないのか? ミシュラン一つ星・鳥羽周作シェフに試してもらった結果…
■まずは色に注目
シンガポールでイタリアン・レストランを営むゲロさんという男性が、「kucinaitaliansg」のアカウント名でTikTokに動画を投稿。スーパーマーケットで山のように販売されているパスタから、「本当に美味しい商品を見分ける方法」を解説している。
まず指摘しているのは、パスタの色。「濃い黄色や茶色に近いほど、質があまり良くないんです」と明かす。じつは濃い黄色のパスタは大量生産のため、高温で素早く乾燥させたことを意味している。本場のパスタは、低温かつ30時間以上をかけてじっくり乾燥させるそうだ。
■茹で上がりのお湯にも注目を
さらに質の良いパスタは、ブロンズダイスという製法で作られるため表面がざらついており、ソースが絡みやすい。高品質な小麦の使用で、食べ終わるまでアルデンテの状態に保たれる。
またゲロさんは「フジッリやペンネを茹でると、各メーカーで品質の違いがはっきりと分かります」とも語る。高品質なものはそのままのサイズで茹で上がるが、そうでないものは水分を吸ってかなり膨張してしまう。
そして茹でた後のお湯にも注目するという。もしも濁っていたら、それはパスタのでんぷん質が溶け出している証拠。質の低い商品だと分かるという。
■オススメの商品は…
「高品質なものはお湯が透き通ったままなのです。ぜひお湯にも確認してみてください」とも話すゲロさん。オススメの商品は、1袋800円前後とやや高めだが『ルスティケーラ・ダブルッツォ』だと話している。
また日本でもよく見かけるお手軽な値段の『ディチェコ』もゲロさんのお気に入りだといい、自身のレストランでも実際に使用しているという。
■スーパーでパスタを選ぶ方法は?
@kucinaitaliansg The BEST pasta to buy at the supermarket 🍝 #fypsg #sgtiktok #sgfoodie #sghalal #sgmakan
・合わせて読みたい→不味いと評判の「早ゆでパスタ」は本当に美味しくないのか? ミシュラン一つ星・鳥羽周作シェフに試してもらった結果…
(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)