【福袋2024】「ヴィレヴァン=鬱袋」の時代終了? 中身固定化でただのオシャレ袋に…
ヴィレヴァン、お前もか…。売れ残りの鬱袋時代は終わり、固定アイテムを入れた福(?)袋へ。
「鬱袋」の名をほしいままにしている、ヴィレッジヴァンガードの「ヴィレヴァン福袋」。今年も3,850円〜16,500円まで、多種多彩な鬱…じゃなかった福袋を用意している。ここ数年買い続け、ただのゴミかまともなゴミを集め続けている記者は、少しでも傷を浅くするため最安値の3,850円を購入。
そこで見たのは「ヴィレヴァン、どうしちまったんだよ!?」な中身だった…。
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■各色ごとにテーマあり
3,850円の福袋は、赤・黄色・青・ピンクの4種類。その中から「気づけば周りはAIだらけ! 昨今のデジタル化のスピードに疲れてはいませんか? そんなあなたへレトロの癒しと安らぎを!」という謎のキャッチコビーがつけられた赤い福袋をチョイス。
ちなみに黄色は「光る」、青は「外遊び」、ピンクは「自分磨き」がテーマらしい。
■これ、ヴィレヴァンか?
袋の中から出てきたのはこちらの6点。
クリームソーダのクッションに、
レトロ柄のポーチ、
同じくレトロ柄のマグカップ。なんかヴィレヴァンのくせに小綺麗だな。
■ただただオシャレ…
折りたたみテーブルだってかわいいし、
メロンパントートもレトロかわいい。
光る喫茶店看板も、まあアリ。…なあ、本当にこれはヴィレヴァンの福袋なのか!?
■「中身固定」が確定
統一感あふれる中身で、「ちょっとおしゃれな雑貨屋の福袋で当たりました」と言っても通るレベル。
ヴィレヴァンといえば「絶対に売れ残りであろうホコリ被ったアイテムを適当に投げ込んだ」袋だったはずなのだが…公式サイトを確認すると、中身の半分を公開&残りもうっすらネタバレしている。つまり、中身が固定(柄や色のみランダム)になっているのだ。一昨年からうっすらと疑っていたが、今年は完全に隠す気がなくなっている。
たしかに最近の福袋は中身を事前に公開しているものばかり。とはいえ、それをお前がやっちゃだめだろヴィレヴァン!? この頃を思い出せよ!!
運試し感が年々なくなっている、ヴィレヴァンの福袋。サイトをチェックし、気に入ったものがあれば購入する…の流れで良さそうだ。
Sirabeeではさまざまな企業の福袋記事を数多く配信している。「福袋2024」から見られるのでぜひチェックしてみてほしい。
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(取材・文/Sirabee 編集部・たつき あつこ)