審査員勇退の立川志らく、『M−1』トム・ブラウンネタは“アート” 「キモかわいいというのとは違う」
立川志らくが、布川ひろきとみちおによるお笑いコンビのトム・ブラウンをチェック。『M−1』敗者復活戦のネタを見て…。
■『M−1』敗者復活戦にトム・ブラウン出場
きのう24日、漫才日本一決定戦『M−1グランプリ2023』(ABCテレビ・テレビ朝日系)が生放送。第19代目チャンピオンには結成5年目の令和ロマンが輝いた。
決勝の前には、準決勝敗退組がファイナリストのラスト1枠を争う敗者復活戦も実施。布川ひろきとみちおによるトム・ブラウンも出場した。
スナックで女性の肩を抱きながら歌うおじさんにみちおが注意するという漫才で開始。布川がおじさん役をしたが、途中からは2人でリズムを取る流れに。同じパターンをアレンジしながら繰り返す形でほとんどの時間を使い、独特な掛け合いで笑いを起こしていた。
1次審査となる1対1の勝ち残り戦でスタミナパンに勝利するも、エバースに敗北する結果となっている。
■志らくからコメント
2018年から5年間務めた『M−1』の審査員を勇退した志らくは、以前からトム・ブラウンに注目している。大会から一夜明けたきょう25日のポストで「TVerでようやく予選のトム・ブラウンを見ることができた」と切り出す。
ネタを見たと明かすと、「もはやアートです。2人は狂人。なのに善人であることは明白で、気持ち悪いがかわいい」と評価。
続けて、「キモかわいいというのとは違う。キモかわいいは気持ち悪いけどかわいい、であるが、トムブラウンはかわい過ぎて気持ち悪いのだ」と、トム・ブラウンの特徴を分析。
「歳を取ったらどんな感じになるのだろうか。やはりずっと見続けたい」と今後も注目していく想いを示した。
■評価に共感するファンも
志らくのポストを見たファンからは、「あそこまでエクストリームなネタを個性として一般化させているのが凄い。確かにアートだよなあ」と共感の声が上がったほか、「溺愛してんのまじでおもろい」「この人がトム・ブラウン好き過ぎるの1番おもろい」との声も見られた。
今年は審査員をしなかった志らくに「審査員してや」と求めるコメントも寄せられている。