ロバート・ローズ氏、現役時代に苦手だった投手を告白 「シュートにお手上げ」
ロバート・ローズ氏が石井琢朗ベイスターズコーチと名球会チャンネルに出演。苦手だった投手を語った。
元横浜ベイスターズ選手で来季から九州アジアリーグ・火の国サラマンダーズの監督を務めるロバート・ローズ氏がYouTube「名球会チャンネル」に出演。現役時代に苦手としていたピッチャーを告白した。
■ローズ氏と石井コーチが出演
元武相高校野球部選手で熱狂的なベイスターズファンだというお笑い芸人の渡部おにぎりをホスト役に、ローズ氏と通算2,432安打の横浜DeNAベイスターズ石井琢朗打撃コーチがトークをした今回の動画。
渡部から「現役時代に苦戦したピッチャー」を質問されたローズ氏は「桑田さん。全然ダメ」と読売ジャイアンツの桑田真澄現2軍監督の名前を挙げた。
■ランディ・ジョンソンのような存在感
ローズ氏はさらに「桑田さんのシュートボールに歯が立たなかった。全然お手上げで、どうしようもなかったね。彼からデットボールを受けたときの大きなアザは今でも鮮明に覚えているよ」と回想する。
さらに「マウンドの桑田さんはランディ・ジョンソン(身長2メートル8センチ)のような巨大な存在感を放っていた」と話した。
■石井コーチも桑田氏を称賛
石井コーチも桑田氏の現役時代について「桑田さんの良いところは真っ直ぐ。今でこそ150を超えるピッチャーはバンバンいるんですけど、当時は桑田さんは144、あるいは45くらいなんですけど、 低めのボールがそれこそ俗にいう伸びるというか」と語る。
続けて「きれいなフォーシームだったので。 それこそドロップカーブとストレート。当時でいったら、本当にこれこそ日本特有のザ・ ピッチャーだなという」と桑田氏のピッチングを称賛していた。
■1998年の日本一に貢献
ローズ氏は1993年に横浜ベイスターズに入団。1年目から勝負強い打撃で活躍し、首位打者1回、打点王2回の実績を持つ。1998年には「マシンガン打線」の主力として、ベイスターズ優勝・日本一に大きく貢献した。
同氏が「苦手だった」と話した桑田氏はPL学園時代に甲子園20勝の戦後最多記録を樹立。プロでも巨人のエースとして173勝している。