【週刊バファローズ】オリックスのドラフト4位・堀柊那 「森友哉選手のように守れて打てるキャッチャーを目指して」
今後の伸びしろに期待が高まるオリックス・バファローズの堀柊那。目指すは森友哉と述べ、肩への自信をのぞかせた。
オリックスは今年のドラフト会議で報徳学園の堀柊那を4位で指名した。堀を担当した下山真二スカウトは「フットワークの良さと強肩を活かした守備力が持ち味の捕手。向上心が高く、主将としてチームをけん引するキャプテンシーも魅力で、伸びしろを大きく感じさせる好素材」と将来キャッチャーとしてチームを引っ張る存在と評価している。
■目指すは森友哉
仮契約を終えた際には「仮契約を終えて、早くオリックスのユニフォームを着て、プロ野球選手として練習をしたいという気持ちになりました。自分のアピールポイントは肩の強さです。一日でも早く一軍の試合に出場できるように、まずはケガをしない身体をしっかりと作りたいと思います。将来的には、日本を代表するようなキャッチャーになれるようにがんばります」と将来の侍ジャパン入りも掲げており、向上心は高そうだ。
尊敬するキャッチャーとして「森友哉選手のように守れて打てるキャッチャーを目指してやっていきたいです」とチームメイトになる森の名前を挙げていたが、森には「どうやったらそんなにスイングスピードが出るのか? フルスイングができるのか? どれだけ長く怪我なく一軍で試合に出られるのかっていうのを聞いてみたい」という。
森を尊敬しているとあって目標は「打てるキャッチャーを目指して、森友哉選手を超えられるようなキャッチャーになりたい」と高みを目指す。
■正確性を「いちばん大事に」
森の名前を出したことについて堀は「キャッチャーでいうと、やっぱりバッティング打てて、キャッチャーもできるっていうのか、森友哉選手の印象がすごい強いので、 試合中にフルスイングできるっていうのはすごい魅力的かなと思うので、自分も森選手のように打てるキャッチャーっていうのを目指してやっていきたい」。
具体的には、「まずはもっともっと体を大きくしていって、そこからしっかり技術面っていうのを磨いていきたい。まそうですね。体重は86、87ぐらいで、筋肉量っていうのをもっと増やしていきたいなと思ってます」と入寮、合同自主トレ、そしてキャンプを完走するために、肉体も強化していく。
また「肩の強さっていうのはやっぱ自信があるので、どれだけ正確性があったり、 速さというのを出していけるのかが問題かなとは思うので、正確性っていうのをいちばん大事にしていって取り組んでいきたい」と肩にはかなり自信がある様子。
■キャッチャーを選んだ理由
球を受けてみたいピッチャーには「宮城(大弥)投手。やっぱり左で。小学校、中学校、高校で左ピッチャーのエースというか、 基本的に受けてきたので。オリックスでもやっぱ左ピッチャーのポールを受けてみたい。左投手のインコースの真っ直ぐ、右バッターのインコースの真っ直ぐっていうのがいちばん気持ちいいかなと思う」と左のエースとバッテリーを組んでみたいという。
また「ピッチャーと一緒に試合を作るというか、守備全体を見られてるのはやっぱキャッチャーだけなんで、 色々指示をするのであったり、ピッチャーとしっかりコミュニケーションをとってバッターを打ち取るのがいちばん楽しいところ」とキャッチャーというポジションを選んだ理由についても明かしている。