高齢の男がシニアカーで男性に突進 食べたかった焼菓子を買われて激高か
ベーカリーに行った高齢者が、別の客に目当ての焼き菓子を買われて激高。狂暴な行動をとった。
最後のひとつだった焼菓子を男性客に買われてしまい、理性を失った高齢の男。その後にシニアカーに乗ってとんでもない行動に及んでいたことを、『The Daily Star』などイギリスのメディアが伝えている。
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■血迷った高齢の男
12月12日正午頃、イギリス・デボン州ビデフォードの通りで、衝撃的な出来事があった。シニアカーに乗った高齢の男が片手で杖を振り回し、近くを歩いていた男性に突進。衝突された男性がバランスを崩し、そのまま倒れてしまったのだ。
この様子を目撃し撮影したオーク・リーさんは、「(襲われた)男性がベーカリーに残っていた最後のペストリー(焼き菓子)を購入したんです」と述べた。その後、同じ物の購入を望んでいたとみられる高齢の男と激しい口論が始まり、事件が起こったのだと説明している。
■シニアカーの所有者を特定
地元警察は、男性を襲った高齢の男を特定してシニアカーを押収。警察官のひとりがそれに乗って警察署まで戻るはめになったことを、公式SNSで発表した。
被害を受けた人たちからはまだ連絡がないとも明かし、「巻き込まれるなどした人は警察に連絡してほしい」と呼びかけている。
高齢の男に関する情報は限られており、年齢や氏名といった個人的な情報も公表されていない。
■食べ物の恨みが事件に発展
大好物を食べるチャンスを失い腹を立て、狂暴な行動に出てしまう人はいる。
今年5月にはアメリカ・ケンタッキー州ルイビルで暮らす60代の男が、取っておいた最後の冷凍スナックを食べたルームメイトに激怒。近くにあったタイルを投げつけるなどして、ルームメイトの尻を銃で撃ち重傷を負わせた。
ルームメイトは尻をかばいながら必死に逃げ、数ブロック先でようやく救いを求めることに成功。すぐに大学病院に運ばれて治療を受け、「命に別状はない」と複数メディアに報じられた。男はほどなくして身柄を確保され、暴行罪で起訴された。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)